K-7
2010年09月20日
Nikon D7000はいいね。PENTAX K-5はどうかな?
いろいろな機種が発表されて楽しい時期だ。
NikonのD7000はなかなかそそる機種だ。ある意味PENTAX K-7つぶしの機種とも言えるし、本日発表と噂されている PENTAX K-5の(当然まだ噂段階の)スペックといい勝負のようだ。一瞬、Nikonユーザーに戻ろうかなと思ってしまった(笑)。
しかしNikonはレンズが高いんだよな…。最近の高性能レンズは軒並み高い。まあ、やはりおとなしくPENTAXユーザーでいよう(笑)。
で、K-5はどうなんだろうね。
K-7でそう不満があるわけじゃない。ただ、AFはもうちょっと強くはなって欲しい。やや光が落ちてきた時間の遠景などでAFが迷うことがけっこうある。コントラストがちょっと弱くなるとてきめんに迷い出すのだ。その点、K-5のAFシステムで採用されると思われるSAFOX IX+の実力はどうなんだろう(K-7と同じSAFOX VIII+という噂もあるが、K-rより古いシステムはあり得ないだろう)。
それに高感度画質に強くなるという噂もある。確かにAFと高感度画質が改善されれば、かなり満足度は上がるが…。こういう使用感の部分は仕様書ではなかなかわからないからなあ。
K-5への更新は検討中だが、同時に発表されると噂のDA 18-135mm WRはかなり欲しい。今持っているDA★16-50mmと DA 17-70mmでは焦点距離の被りが多いのだ。DA★16-50はちょっと気合いが入っているとき、DA 18-135は気軽なとき、で、DA 17-70は処分と行けるかな…?しかし、写りの良し悪しとSDMが採用されているか否かが問題ではある。
いずれにせよ、発表が楽しみだ。噂通り本日なら海外での発表ということだろうけど、いつ来るかな?
写真はチェコはプラハのプラハ城内。PENTAX K-7、DA★16-50mm F2.8。
NikonのD7000はなかなかそそる機種だ。ある意味PENTAX K-7つぶしの機種とも言えるし、本日発表と噂されている PENTAX K-5の(当然まだ噂段階の)スペックといい勝負のようだ。一瞬、Nikonユーザーに戻ろうかなと思ってしまった(笑)。
しかしNikonはレンズが高いんだよな…。最近の高性能レンズは軒並み高い。まあ、やはりおとなしくPENTAXユーザーでいよう(笑)。
で、K-5はどうなんだろうね。
K-7でそう不満があるわけじゃない。ただ、AFはもうちょっと強くはなって欲しい。やや光が落ちてきた時間の遠景などでAFが迷うことがけっこうある。コントラストがちょっと弱くなるとてきめんに迷い出すのだ。その点、K-5のAFシステムで採用されると思われるSAFOX IX+の実力はどうなんだろう(K-7と同じSAFOX VIII+という噂もあるが、K-rより古いシステムはあり得ないだろう)。
それに高感度画質に強くなるという噂もある。確かにAFと高感度画質が改善されれば、かなり満足度は上がるが…。こういう使用感の部分は仕様書ではなかなかわからないからなあ。
K-5への更新は検討中だが、同時に発表されると噂のDA 18-135mm WRはかなり欲しい。今持っているDA★16-50mmと DA 17-70mmでは焦点距離の被りが多いのだ。DA★16-50はちょっと気合いが入っているとき、DA 18-135は気軽なとき、で、DA 17-70は処分と行けるかな…?しかし、写りの良し悪しとSDMが採用されているか否かが問題ではある。
いずれにせよ、発表が楽しみだ。噂通り本日なら海外での発表ということだろうけど、いつ来るかな?
写真はチェコはプラハのプラハ城内。PENTAX K-7、DA★16-50mm F2.8。
2010年09月09日
出張に備えてK-7のAF微調整
近々、欧州出張がある。一週間ほど、旧東ドイツのいくつかの都市を廻ってくる予定。
あくまで仕事だが、撮影が仕事の一環ということもあるので、趣味と実益を兼ねてたっぷり撮ってこようと思う。楽しみだ。
で、最近出番が少なかったペンタックス K-7の活躍の機会なので、これに備えてAF微調整を行っておくことにした。
確認は、三脚で固定して、AF調整値を-10~+10まで変えていきながら、建物を含む景色を絞り開放で2枚ずつ撮る、という方法を採った。一枚撮るごとに一度手をかざしてフォーカスを外してから、改めてAFを合わせ直している。確認は定規を斜めから撮るという手段もあるが、やはり一番の被写体である建物で確認した方がいいだろうと考えた。
その結果、僕所有の個体の組み合わせでは、DA★16-50mm F2.8は+2、DA 17-70mm F4は+4、DA 50-200mmは+3が良いようだ。時間切れとバッテリー切れで他のレンズはまた後日。
しかし。テストしていてAFというのはあまり当てにならないなあと感じた。同じAFの調整値でもピクセル等倍で見るとけっこうずれることがあるのだ。三脚で固定し(手ブレ補正機能はOFF)、2秒セルフタイマーでミラーショックも軽減しているから、ブレのせいとは考えにくい。AFの精度の問題なのだろうな。だから上で書いた数値も、「だいたい使えそう」という範囲の真ん中あたりという、ちょっといい加減な決め方だ。
精密に確認するには、どうやら調整値あたり2枚ずつじゃ足りないらしい。10枚ずつくらい撮ってジャスピン率を割り出して…くらいの検証作業はしなくてはならないのかも知れない。
しかしこれはあくまでピクセル等倍で見た場合であって、全体表示で見ると調整値が多少違っていてもさほど問題ではない。A4くらいまでのプリントなら差はわからないだろう。つまりピクセル等倍で見るという行為が、必要以上の精度を求めさせてしまうんだな。
ついでにいうと、オートホワイトバランスも微妙に色味が異なって出てくる。同じ景色をほとんど間を置かず撮っているにも関わらずだ。といってもこれまた全体で見たら大きな問題ではない。これも機械に過剰な性能を要求しているということなんだろうなあ。
できる限りのチューニングしたのだから、あとは撮影を楽しむのみ。そんな気楽な心持ちで行くべきだろうね(笑)。
写真はPENATX K-7、FA 31mm Limited。カラーモードを「リバーサルフィルム」で。ずいぶん前に撮ったもの。
「リバーサルフィルム」は、こういう人工物とかカラフルなものとか青空が映える景色とかにはいいと思うのだけど、傾向としてシアン被りが激しく、特に人物には使いづらいという印象。使う場面をちゃんと選ばなくてはならない。
あくまで仕事だが、撮影が仕事の一環ということもあるので、趣味と実益を兼ねてたっぷり撮ってこようと思う。楽しみだ。
で、最近出番が少なかったペンタックス K-7の活躍の機会なので、これに備えてAF微調整を行っておくことにした。
確認は、三脚で固定して、AF調整値を-10~+10まで変えていきながら、建物を含む景色を絞り開放で2枚ずつ撮る、という方法を採った。一枚撮るごとに一度手をかざしてフォーカスを外してから、改めてAFを合わせ直している。確認は定規を斜めから撮るという手段もあるが、やはり一番の被写体である建物で確認した方がいいだろうと考えた。
その結果、僕所有の個体の組み合わせでは、DA★16-50mm F2.8は+2、DA 17-70mm F4は+4、DA 50-200mmは+3が良いようだ。時間切れとバッテリー切れで他のレンズはまた後日。
しかし。テストしていてAFというのはあまり当てにならないなあと感じた。同じAFの調整値でもピクセル等倍で見るとけっこうずれることがあるのだ。三脚で固定し(手ブレ補正機能はOFF)、2秒セルフタイマーでミラーショックも軽減しているから、ブレのせいとは考えにくい。AFの精度の問題なのだろうな。だから上で書いた数値も、「だいたい使えそう」という範囲の真ん中あたりという、ちょっといい加減な決め方だ。
精密に確認するには、どうやら調整値あたり2枚ずつじゃ足りないらしい。10枚ずつくらい撮ってジャスピン率を割り出して…くらいの検証作業はしなくてはならないのかも知れない。
しかしこれはあくまでピクセル等倍で見た場合であって、全体表示で見ると調整値が多少違っていてもさほど問題ではない。A4くらいまでのプリントなら差はわからないだろう。つまりピクセル等倍で見るという行為が、必要以上の精度を求めさせてしまうんだな。
ついでにいうと、オートホワイトバランスも微妙に色味が異なって出てくる。同じ景色をほとんど間を置かず撮っているにも関わらずだ。といってもこれまた全体で見たら大きな問題ではない。これも機械に過剰な性能を要求しているということなんだろうなあ。
できる限りのチューニングしたのだから、あとは撮影を楽しむのみ。そんな気楽な心持ちで行くべきだろうね(笑)。
写真はPENATX K-7、FA 31mm Limited。カラーモードを「リバーサルフィルム」で。ずいぶん前に撮ったもの。
「リバーサルフィルム」は、こういう人工物とかカラフルなものとか青空が映える景色とかにはいいと思うのだけど、傾向としてシアン被りが激しく、特に人物には使いづらいという印象。使う場面をちゃんと選ばなくてはならない。
2010年08月23日
2009年11月23日
つれづれ散歩撮り
livedoorブログに移行してから初のエントリ。
修理から帰ってきていたK-7とDA 17-70mm F4。しかししばらく多忙であまり使えず、本日ようやく少し撮影できた。
ギア交換として戻ってきたDA 17-70mm F4、AFが速くなった。そのせいかAFが合わないこともなくなり、快適に撮影を楽しむことができた。
今までのトラブルも主にDA 17-70mm F4使用時のことだったし、このレンズのAF動作が遅かったことが、AF迷いの主要要因だったのだろうか。速くなったことで合焦を短時間で追い込んでいけるようになったから、最後まで合うし、精度も上がった、ということかなあ?
通常の動作になっただけとも言えるが、なににせよ、ストレス無く撮影できるのはうれしく、楽しい。そうなってみると、やはりK-7はよいカメラだなと思う。現金な話だが(笑)。
改装中。
こういう仮設構造物はなにか惹かれる。
へんな公共施設。
バブルな時代に作られているからなあ・・・。
トイレと庶民の城(笑)。
修理から帰ってきていたK-7とDA 17-70mm F4。しかししばらく多忙であまり使えず、本日ようやく少し撮影できた。
ギア交換として戻ってきたDA 17-70mm F4、AFが速くなった。そのせいかAFが合わないこともなくなり、快適に撮影を楽しむことができた。
今までのトラブルも主にDA 17-70mm F4使用時のことだったし、このレンズのAF動作が遅かったことが、AF迷いの主要要因だったのだろうか。速くなったことで合焦を短時間で追い込んでいけるようになったから、最後まで合うし、精度も上がった、ということかなあ?
通常の動作になっただけとも言えるが、なににせよ、ストレス無く撮影できるのはうれしく、楽しい。そうなってみると、やはりK-7はよいカメラだなと思う。現金な話だが(笑)。
改装中。
こういう仮設構造物はなにか惹かれる。
へんな公共施設。
バブルな時代に作られているからなあ・・・。
トイレと庶民の城(笑)。
2009年11月12日
K-7およびDA 17-70mm F4の帰還
先日書いたとおり、販売店経由で点検修理に出していたPENTAX K-7およびDA 17-70mm F4 AL。本日帰還した。2週間弱とは予想より早かった。
直して欲しかった症状は次の2点。
1)AFが迷い、時に合わない。特にDA 17-70mmの場合には、合わないことがよくあるし、合ってもそこに至るまでがとても遅い。
2)AF精度に疑問。(前ピン後ピンなどではなく)合焦サインが出ても実は合っていないことがある。
以前にも一度K-7およびDA 17-70mm両方を点検修理に出して、その時は本体のみを「調整しました」ということで帰ってきたのだった。しかしまだ不満どころか、場合によってはひどくなっているように感じられる。そこで再度のチャレンジだったのが今回だ。
何度も修理に出すこと自体がストレスである。今回はしっかり直して欲しいという要望書を添えて販売店に出した。
さて、修理内容はというと、本体は基本的に「点検」「微調整」。一方、前回は特に問題ないとされたDA 17-70mmは、調整と「ギア交換」。なにが具体的に悪かったのは書いてなかった。
修理票を見た時には、AFユニット交換とかじゃないんだと少々落胆した。レンズのギア交換も修理票の書き方ではお茶を濁したような作業に思えたし。
では結果はどうか。
すると、驚くべきことに、DA 17-70mmを着けてのAFが比べものにならないほど速くなった!これは予想を裏切るうれしい驚きであった。そうか、遅い遅いと思っていたこのレンズだが、やはり本来はもっと速いレンズであったのか。
AFが速くなった結果、AF動作終盤の微調整も滞りなくなり、結果として「合わない」という現象がほとんど無くなった。ほとんどというのは、ピントを最近接に合わせているところから中景以降にAFしようとすると、合わないことがあったからだ。ただこれは普段あまり無い状況なので、しかたない現象なのかもしれない。ともかく、体感的にはかなり改善された。
ちなみにDA 17-70mmは保証期間を過ぎているが、特別無償修理とのことだった。ということはお茶を濁す修理ではなくて、本格的に問題があったということか。
…もっとも、よく考えればこれで当たり前の動作に戻っただけではある。いやしくも純正のSDMレンズがシグマのレンズと同等になっただけで喜んでしまうのは、少々情けない気がしないでもない。また、遠景で迷い合焦しない現象とか、精度の問題とかは、まだ検証が足りないので改善されたかはわからない。他のレンズととっかえひっかえしながら検証してしなくてはならない。K-7本来にはほとんど手が入っていないだけに、心配だ。
それにしても、この一連のトラブルでは、残念な思いがある。
・前回もDA 17-70mmを出しているのに、その時はこの問題が修正されなかった。今までも何回か点検修理に出しているのに。PENTAXのチェックは甘いのではないか?
・修理票に「なにが原因で、どう修理したのかを報告して欲しい」とわざわざペーパーをつけて送ったのに、返ってきたのは今までとなにも変わらない、通り一遍の「??点検しました」の羅列のみ。なにか空回りさせられたような悲しさがある。
・電源が入ったまま返されてきた…。
つまりどうも作業が適当で、サービスとしての質が落ちているのではないかと感じさせられるのだ。特にHOYAに吸収されて以降、人員削減も甚だしいし、残っている社員へのしわ寄せが強すぎて、ていねいに修理を扱う雰囲気ではないのではないかと邪推させられるのだ。
先日、ビクターが買収という噂も立ったし、どうなるんだろうね、PENTAXは。
写真は、気が向いたら後日追加。
直して欲しかった症状は次の2点。
1)AFが迷い、時に合わない。特にDA 17-70mmの場合には、合わないことがよくあるし、合ってもそこに至るまでがとても遅い。
2)AF精度に疑問。(前ピン後ピンなどではなく)合焦サインが出ても実は合っていないことがある。
以前にも一度K-7およびDA 17-70mm両方を点検修理に出して、その時は本体のみを「調整しました」ということで帰ってきたのだった。しかしまだ不満どころか、場合によってはひどくなっているように感じられる。そこで再度のチャレンジだったのが今回だ。
何度も修理に出すこと自体がストレスである。今回はしっかり直して欲しいという要望書を添えて販売店に出した。
さて、修理内容はというと、本体は基本的に「点検」「微調整」。一方、前回は特に問題ないとされたDA 17-70mmは、調整と「ギア交換」。なにが具体的に悪かったのは書いてなかった。
修理票を見た時には、AFユニット交換とかじゃないんだと少々落胆した。レンズのギア交換も修理票の書き方ではお茶を濁したような作業に思えたし。
では結果はどうか。
すると、驚くべきことに、DA 17-70mmを着けてのAFが比べものにならないほど速くなった!これは予想を裏切るうれしい驚きであった。そうか、遅い遅いと思っていたこのレンズだが、やはり本来はもっと速いレンズであったのか。
AFが速くなった結果、AF動作終盤の微調整も滞りなくなり、結果として「合わない」という現象がほとんど無くなった。ほとんどというのは、ピントを最近接に合わせているところから中景以降にAFしようとすると、合わないことがあったからだ。ただこれは普段あまり無い状況なので、しかたない現象なのかもしれない。ともかく、体感的にはかなり改善された。
ちなみにDA 17-70mmは保証期間を過ぎているが、特別無償修理とのことだった。ということはお茶を濁す修理ではなくて、本格的に問題があったということか。
…もっとも、よく考えればこれで当たり前の動作に戻っただけではある。いやしくも純正のSDMレンズがシグマのレンズと同等になっただけで喜んでしまうのは、少々情けない気がしないでもない。また、遠景で迷い合焦しない現象とか、精度の問題とかは、まだ検証が足りないので改善されたかはわからない。他のレンズととっかえひっかえしながら検証してしなくてはならない。K-7本来にはほとんど手が入っていないだけに、心配だ。
それにしても、この一連のトラブルでは、残念な思いがある。
・前回もDA 17-70mmを出しているのに、その時はこの問題が修正されなかった。今までも何回か点検修理に出しているのに。PENTAXのチェックは甘いのではないか?
・修理票に「なにが原因で、どう修理したのかを報告して欲しい」とわざわざペーパーをつけて送ったのに、返ってきたのは今までとなにも変わらない、通り一遍の「??点検しました」の羅列のみ。なにか空回りさせられたような悲しさがある。
・電源が入ったまま返されてきた…。
つまりどうも作業が適当で、サービスとしての質が落ちているのではないかと感じさせられるのだ。特にHOYAに吸収されて以降、人員削減も甚だしいし、残っている社員へのしわ寄せが強すぎて、ていねいに修理を扱う雰囲気ではないのではないかと邪推させられるのだ。
先日、ビクターが買収という噂も立ったし、どうなるんだろうね、PENTAXは。
写真は、気が向いたら後日追加。
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2009年10月23日
K-7ファームアップ(1.02)とシグマ18-125mm F3.8-5.6 DC HSM
昨日K-7の2回目のファームアップがなされた。ちょうど仕事で使うところだったのだが、ファームアップを適用してから持ち出した。ファインシャープネス2が追加されたということで、カリカリ感に不満を持っていたユーザーには朗報だろう。僕は画質の点に大きな不満はないのでその改良点には関心はあまり無いが、前回書いたAFの不満が改良されていないかと期待して適用した。
話は異なるが、シグマのレンズ18-125mm F3.8-5.6 DC HSMを入手した(当然for PENTAX)。気軽に持ち出すズームとしては純正のDA 17-70mm F4を使っているのだが、どうにもAFが遅いこと、このレンズを使っている時にAFの迷いが顕著と思われること、まれにではあるがもう少し望遠側が欲しい場合もあることなどから、置き換え候補として手に入れたのだ。昨日の仕事が初出陣と相成った。
まずレンズの感想としては、総体に悪くない。入手してよかったと思える。ズーム倍率の便利さは申し分ない。HSMは素早く静粛で、少なくとも17-70mmのSDMよりよほど快適だ。ワイド端での歪曲がそれほど大きくないことは評価したい。しかし中間域で糸巻き型の歪曲はけっこう大きい。これは残念。画質はまだ判断付かないが、撮った画像をざっと眺めている範囲では不満はない。もともと高倍率ズームには画質ではなく便利さを求めているわけであるし。
ただ、ズームリングの回転方向がPENTAX純正とは逆なこと、独特の表面処理で本体と質感の差があることなどはやや気になる。
そしてAFの迷う局面になぜか遭遇しなかった。これはレンズのせいなのか、ファームアップの効果なのか、それとも偶然そういう状況にならなかったのかはわからない。願わくば、ファームアップでの改善点であって、他のレンズでも効果があって欲しいものだが。
週末に使う用事が済んだら再度AF調整に出そうかと思っていたが、しばらくテストしてからにすべきだろうな。
【2009/10/24追記】
DA 17-70mmを着けて試してみたが、圧倒的にAFが迷う/遅い/まったく合ってないのに合焦サインが出る。トホホ。
そもそもこんなAFの挙動ではもっと他のユーザーからたくさん文句が出ると思うが、やはり自分の個体の問題なのかなあ。それでもサードパーティのレンズでは不満無く純正のレンズで問題がたっぷり出るというのは、まったく納得いかない。
直接ペンタックスフォーラムに持ち込んで文句を言ってみることにしよう。クレームをつけるのは苦手なのだが…。
【追記ここまで】
【2009/10/29追記】
早く修理に出したいが新宿に行く暇がない。ということでけっきょく販売店に出した。症状と要望のペーパーをつけたが、ちゃんと通じて、直ってくるといいのだが…。
【追記ここまで】
以下の写真は新潟県は佐渡の金山。PENTAX K-7 + DA★16-50mm F2.8で。K-7のISO1600でも普通に観賞する分には十分だ。
話は異なるが、シグマのレンズ18-125mm F3.8-5.6 DC HSMを入手した(当然for PENTAX)。気軽に持ち出すズームとしては純正のDA 17-70mm F4を使っているのだが、どうにもAFが遅いこと、このレンズを使っている時にAFの迷いが顕著と思われること、まれにではあるがもう少し望遠側が欲しい場合もあることなどから、置き換え候補として手に入れたのだ。昨日の仕事が初出陣と相成った。
まずレンズの感想としては、総体に悪くない。入手してよかったと思える。ズーム倍率の便利さは申し分ない。HSMは素早く静粛で、少なくとも17-70mmのSDMよりよほど快適だ。ワイド端での歪曲がそれほど大きくないことは評価したい。しかし中間域で糸巻き型の歪曲はけっこう大きい。これは残念。画質はまだ判断付かないが、撮った画像をざっと眺めている範囲では不満はない。もともと高倍率ズームには画質ではなく便利さを求めているわけであるし。
ただ、ズームリングの回転方向がPENTAX純正とは逆なこと、独特の表面処理で本体と質感の差があることなどはやや気になる。
そしてAFの迷う局面になぜか遭遇しなかった。これはレンズのせいなのか、ファームアップの効果なのか、それとも偶然そういう状況にならなかったのかはわからない。願わくば、ファームアップでの改善点であって、他のレンズでも効果があって欲しいものだが。
週末に使う用事が済んだら再度AF調整に出そうかと思っていたが、しばらくテストしてからにすべきだろうな。
【2009/10/24追記】
DA 17-70mmを着けて試してみたが、圧倒的にAFが迷う/遅い/まったく合ってないのに合焦サインが出る。トホホ。
そもそもこんなAFの挙動ではもっと他のユーザーからたくさん文句が出ると思うが、やはり自分の個体の問題なのかなあ。それでもサードパーティのレンズでは不満無く純正のレンズで問題がたっぷり出るというのは、まったく納得いかない。
直接ペンタックスフォーラムに持ち込んで文句を言ってみることにしよう。クレームをつけるのは苦手なのだが…。
【追記ここまで】
【2009/10/29追記】
早く修理に出したいが新宿に行く暇がない。ということでけっきょく販売店に出した。症状と要望のペーパーをつけたが、ちゃんと通じて、直ってくるといいのだが…。
【追記ここまで】
以下の写真は新潟県は佐渡の金山。PENTAX K-7 + DA★16-50mm F2.8で。K-7のISO1600でも普通に観賞する分には十分だ。
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2009年10月13日
自機K-7のAFにやはり問題あり
前回のエントリに、AF迷いの問題でK-7を調整に出した顛末と「どうやら改善されたようだ。」と書いた。しかしその後1ヶ月ほど使ってみて、残念ながら改善とはほど遠かったらしいことがわかってしまった(がっくり)。
まず、やはりまだ迷う。DA17-70mm F4だけでなく、DA★16-50など他のレンズでも生じる。特に「遠景」もしくは「近くに明るい部分があり、相対的に暗い場所にフォーカスしようとしている時」に迷うように思う。後者はある程度なら仕方ないのかなあという気もするが、前者は問題だ。たかだか山の上から街を撮ろうとした時に合焦しないことがあり(いつもではないのだが)、いったんピントリングを回してわざとピントをずらしてやると、そこからなんとか合わせられたりする。これはストレスだ。かなり!ストレスだ。
またAFの精度が低い時がある。常に前ピン後ピンといった状態なのではなく、時々、明らかにピンが来ていないのに合焦サインが出てしまうのである。ファインダーで確認できる時ばかりではないし、クイックシフトフォーカス機構がないレンズだと自分ですぐに合わせ直すことができない。この症状は前回調整をした後から顕著になった気がするが、確認のしようはない。とにかく、AFが合わないことがあるというのは残念な事実だ。
K10D/K20Dの時は暗いところでのAF迷いはあったが、ここまでストレスが溜まることは無かった。それとも過去の感覚を忘れただけだろうか?しかしK-7はAF改善が売りの一つの筈なのに、改善どころか改悪と感じられるようでは問題だ。
それに価格.comのクチコミなどでも、K-7のAF改善を褒める声の方が圧倒的に多い。AF迷いを指摘するスレッドは一つだけだ。
したがって、僕の個体の問題である可能性は高いと思うのだが、一度調整に出してこれだから、余計にイヤな気持ちである。ボチボチと使う用事が入っていて、もう一度調整に出せるのはしばらく先になりそうだ。それまではだましだまし使うしかない。
ファームアップなどで改善されるといいのだが…。
まあ、問題は問題として、撮れる写真の質は(腕なりにではあるが)満足している。
新潟県は佐渡の重要伝統的建造物群保存地区、宿根木(しゅくねぎ)。PENTAX K-7 + DA★16-50mm F2.8で。
まず、やはりまだ迷う。DA17-70mm F4だけでなく、DA★16-50など他のレンズでも生じる。特に「遠景」もしくは「近くに明るい部分があり、相対的に暗い場所にフォーカスしようとしている時」に迷うように思う。後者はある程度なら仕方ないのかなあという気もするが、前者は問題だ。たかだか山の上から街を撮ろうとした時に合焦しないことがあり(いつもではないのだが)、いったんピントリングを回してわざとピントをずらしてやると、そこからなんとか合わせられたりする。これはストレスだ。かなり!ストレスだ。
またAFの精度が低い時がある。常に前ピン後ピンといった状態なのではなく、時々、明らかにピンが来ていないのに合焦サインが出てしまうのである。ファインダーで確認できる時ばかりではないし、クイックシフトフォーカス機構がないレンズだと自分ですぐに合わせ直すことができない。この症状は前回調整をした後から顕著になった気がするが、確認のしようはない。とにかく、AFが合わないことがあるというのは残念な事実だ。
K10D/K20Dの時は暗いところでのAF迷いはあったが、ここまでストレスが溜まることは無かった。それとも過去の感覚を忘れただけだろうか?しかしK-7はAF改善が売りの一つの筈なのに、改善どころか改悪と感じられるようでは問題だ。
それに価格.comのクチコミなどでも、K-7のAF改善を褒める声の方が圧倒的に多い。AF迷いを指摘するスレッドは一つだけだ。
したがって、僕の個体の問題である可能性は高いと思うのだが、一度調整に出してこれだから、余計にイヤな気持ちである。ボチボチと使う用事が入っていて、もう一度調整に出せるのはしばらく先になりそうだ。それまではだましだまし使うしかない。
ファームアップなどで改善されるといいのだが…。
まあ、問題は問題として、撮れる写真の質は(腕なりにではあるが)満足している。
新潟県は佐渡の重要伝統的建造物群保存地区、宿根木(しゅくねぎ)。PENTAX K-7 + DA★16-50mm F2.8で。
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2009年07月29日
PENTAX K-7ファームウェアバージョンアップ(1.01)
予想している向きは多かったと思うが、K-7のファームウェアのアップデータが公開された。
結構なことだ。さっそく自分のK-7に適用して、AFの不具合は解消されていることは確認できた。
測距点選択の手間が増えたことには批判も大きかったから、いずれカスタマイズ可能になるのではないかと思っていたが、初っぱなから追加してきたことは興味深い。
その他にどのような点が変わったかはわからない。画質変更は多分なされていないだろうな。
下の写真は先日の街撮りのもの。当然ながらファームアップ前。
PENTAX K-7、FA31mm F1.8 Limited。
- 測距点切替ダイヤルをセレクトに設定した時、測距点移動が十字キーで優先して操作できるよう、「Cカスタム」メニューに「測距点SEL時の動作」を追加して選択できるようにしました。
- 特定の撮影条件において、位相差AF時に左端測距点でのAF動作がまれに不安定になる現象など、全般的な動作の安定性を向上しました。
結構なことだ。さっそく自分のK-7に適用して、AFの不具合は解消されていることは確認できた。
測距点選択の手間が増えたことには批判も大きかったから、いずれカスタマイズ可能になるのではないかと思っていたが、初っぱなから追加してきたことは興味深い。
その他にどのような点が変わったかはわからない。画質変更は多分なされていないだろうな。
下の写真は先日の街撮りのもの。当然ながらファームアップ前。
PENTAX K-7、FA31mm F1.8 Limited。
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2009年07月17日
PENTAX K-7のAFトラブル
特定の条件下でAFが効かなくなるという話がある。その条件とは「水平自動調整がON」かつ「シャッタースピードが1/200より速い」時に、左端AFポイントで合焦しなくなるというものだ。
試してみたところ、僕のK-7も残念ながらその症状が発生した。僕はAFポイントは中央しか使わないし、水平自動調整もOFFにしていたので、まったく気づかなかった。その意味では実害はない。しかしまあ、明らかな不具合があるのはあまり気持ちよくはない(笑)。
機械的な不具合ではないかと心配する向きもあるが、水平自動調整を切ればすいすい合うのだから、これはソフトのバグだろう。ファームアップで対処できる類のトラブルだと思う。他にもガイド表示がディスプレイ上でずれるといった不具合も報告されているし(僕は未遭遇)、不具合対処のファームウェアはそう遠からず公開されるだろう。
K-7は大急ぎで発表・発売されており、完成度を上げる最後の追い込みがもう一歩足りなかったような印象を受ける。一節にはHOYAの決算の関係で6月発売を遅らせるわけにはいかなかったともいう。業績的に後がないPENTAXとしては、ありそうな話ではあるが、真偽はわからない。
しかし、今のところ気持ちよく撮影できることは変わりないし、複雑化した電子機器にバグはつきものだが幸い僕には実害とはなっていない。だから、特に不満ではないけれど、後から改善できることはどんどん改善していってもらいたいものだ。
ファームアップが来るとして、ひとつ関心があるのは、本体内JPEG化処理が改善されるかどうか。付属ソフトの方に近づいた処理をしてくれるようになるといいな。一度出した製品の絵作りを変えるのは普通はあまりやらないことだとは思うが、縦縞が入る不具合もあるようだし(これも僕は未遭遇)、それとともに改善されないものだろうか。
これはGX200で。K-7はなかなか日常では持って歩けないので、どうしてもGX200での撮影の方が多くなる。
【2009/07/29追記】
ファームウェア1.01が公開された。ここで書いたAFの不具合は解消されていることを確認した。「全般的な動作の安定性を向上しました」とのことだが、他にも不具合は直されたのかな。遭遇していないのでわからないが。
画質向上は未確認。少なくとも変更点には書かれていない。
試してみたところ、僕のK-7も残念ながらその症状が発生した。僕はAFポイントは中央しか使わないし、水平自動調整もOFFにしていたので、まったく気づかなかった。その意味では実害はない。しかしまあ、明らかな不具合があるのはあまり気持ちよくはない(笑)。
機械的な不具合ではないかと心配する向きもあるが、水平自動調整を切ればすいすい合うのだから、これはソフトのバグだろう。ファームアップで対処できる類のトラブルだと思う。他にもガイド表示がディスプレイ上でずれるといった不具合も報告されているし(僕は未遭遇)、不具合対処のファームウェアはそう遠からず公開されるだろう。
K-7は大急ぎで発表・発売されており、完成度を上げる最後の追い込みがもう一歩足りなかったような印象を受ける。一節にはHOYAの決算の関係で6月発売を遅らせるわけにはいかなかったともいう。業績的に後がないPENTAXとしては、ありそうな話ではあるが、真偽はわからない。
しかし、今のところ気持ちよく撮影できることは変わりないし、複雑化した電子機器にバグはつきものだが幸い僕には実害とはなっていない。だから、特に不満ではないけれど、後から改善できることはどんどん改善していってもらいたいものだ。
ファームアップが来るとして、ひとつ関心があるのは、本体内JPEG化処理が改善されるかどうか。付属ソフトの方に近づいた処理をしてくれるようになるといいな。一度出した製品の絵作りを変えるのは普通はあまりやらないことだとは思うが、縦縞が入る不具合もあるようだし(これも僕は未遭遇)、それとともに改善されないものだろうか。
これはGX200で。K-7はなかなか日常では持って歩けないので、どうしてもGX200での撮影の方が多くなる。
【2009/07/29追記】
ファームウェア1.01が公開された。ここで書いたAFの不具合は解消されていることを確認した。「全般的な動作の安定性を向上しました」とのことだが、他にも不具合は直されたのかな。遭遇していないのでわからないが。
画質向上は未確認。少なくとも変更点には書かれていない。
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2009年07月10日
PENTAX K-7のシャープネス設定
AF微調整を済ましたら、次は好みの画像設定をするべきだろう。
まずはなにかと議論の的の(笑)シャープネス設定について検討した結果、僕は(ファインではなく通常の)シャープネス+1でいくことにした。しばらくこの数値で撮りながら、時々試行してみるつもり。
数値を増やせば、たとえば+4にすればたしかに硬質な被写体は鮮明に見える。しかし、人の顔、服など、柔らかくあるべき部分にカドカドしさというかディザが見えるようになってしまうので、これはやり過ぎだと思った。K20Dで登場して以来好評なファインシャープネスは、柔らかさと鮮明さが両立するようだが、+1程度だと通常のシャープネスとの違いが明らかというほどでもない。使うと高感度時などに暗部ノイズが増えるというデメリットもあるようだ。
それにしても、一枚RAW撮影をして本体内現像でパラメータを変えつつJPEG化して比較すればいいから、検証は非常に簡単である(^^)。それに、K20Dに合わせようとするよりは、K-7が出してくる絵の中の様々な被写体を眺めて、それらがもっとも自分にとって良く見えるようにパラメータを決定する方が建設的だし、作業を楽しめると思う。
しかしこうやってシャープネスパラメータの違う画像を見比べて思ったのは、あまり画像の高精細感にこだわりすぎるのも不毛だなあということ。たとえば+1と+4、等倍で見ればたしかに違うが、その時ディスプレイに表示できるのは写真全体から見ればごく一部分に過ぎない。それだけしか見ていなくて、写真を観賞したといえるのだろうか。ではある程度の範囲を見ようと縮小表示すると、あっという間にパラメータの違いなどわからなくなる。ディスプレイで見るだけでなく、たとえばA3程度に印刷してもそうは変わらないだろう。しょせんシャープネスの差なんて微々たる違いということだ。
そう思えば、パラメータの数値の違いにのめり込む必要もないし、+1と決めようが+4と決めようが、その判断に入れ込みすぎる必要もないということがわかる。しょせん自己満足なんだから、カリカリせずゆったりと設定を楽しめばいい。
だから、掲示板などの荒れているスレを見ると、粘着的な可哀相な輩は論外としても、画質(解像感)にガッカリしている人も、一生懸命K20Dに合わせようとしたりPENTAXの意図を良く解釈しようと努力している人も、必死になったり相手方の主張に対抗したりしなくてもいいのになと、そう思う。
撮影が楽しくなるカメラなんだから、それを楽しみましょうよ。
横浜のアウトレットモール。PENTAX K-7、DA 21mm。最後の写真はISO1600だが、僕的には十分使える感度だと思った。
まずはなにかと議論の的の(笑)シャープネス設定について検討した結果、僕は(ファインではなく通常の)シャープネス+1でいくことにした。しばらくこの数値で撮りながら、時々試行してみるつもり。
数値を増やせば、たとえば+4にすればたしかに硬質な被写体は鮮明に見える。しかし、人の顔、服など、柔らかくあるべき部分にカドカドしさというかディザが見えるようになってしまうので、これはやり過ぎだと思った。K20Dで登場して以来好評なファインシャープネスは、柔らかさと鮮明さが両立するようだが、+1程度だと通常のシャープネスとの違いが明らかというほどでもない。使うと高感度時などに暗部ノイズが増えるというデメリットもあるようだ。
それにしても、一枚RAW撮影をして本体内現像でパラメータを変えつつJPEG化して比較すればいいから、検証は非常に簡単である(^^)。それに、K20Dに合わせようとするよりは、K-7が出してくる絵の中の様々な被写体を眺めて、それらがもっとも自分にとって良く見えるようにパラメータを決定する方が建設的だし、作業を楽しめると思う。
しかしこうやってシャープネスパラメータの違う画像を見比べて思ったのは、あまり画像の高精細感にこだわりすぎるのも不毛だなあということ。たとえば+1と+4、等倍で見ればたしかに違うが、その時ディスプレイに表示できるのは写真全体から見ればごく一部分に過ぎない。それだけしか見ていなくて、写真を観賞したといえるのだろうか。ではある程度の範囲を見ようと縮小表示すると、あっという間にパラメータの違いなどわからなくなる。ディスプレイで見るだけでなく、たとえばA3程度に印刷してもそうは変わらないだろう。しょせんシャープネスの差なんて微々たる違いということだ。
そう思えば、パラメータの数値の違いにのめり込む必要もないし、+1と決めようが+4と決めようが、その判断に入れ込みすぎる必要もないということがわかる。しょせん自己満足なんだから、カリカリせずゆったりと設定を楽しめばいい。
だから、掲示板などの荒れているスレを見ると、粘着的な可哀相な輩は論外としても、画質(解像感)にガッカリしている人も、一生懸命K20Dに合わせようとしたりPENTAXの意図を良く解釈しようと努力している人も、必死になったり相手方の主張に対抗したりしなくてもいいのになと、そう思う。
撮影が楽しくなるカメラなんだから、それを楽しみましょうよ。
横浜のアウトレットモール。PENTAX K-7、DA 21mm。最後の写真はISO1600だが、僕的には十分使える感度だと思った。
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