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2007年09月19日

露出は難しい

 僕は写真歴が浅いこともあって、基本的に露出もフォーカスも機械任せだ。でもいまさらではあるが、最近露出決定って難しいんだなと思うようになった。オートを使っていてですら。
 K10Dの露出は少し癖があるようで、かなりアンダーに出ることが多い。でもいつもアンダーなのではなく、たいていは適正、時々びっくりするほどオーバー、なんて具合でどういう条件でそうなるかが今ひとつわからないのだ。つまりは安定性に欠ける印象である。D70を使っていた時はAEが気になったことはないので、PENTAXのAEは若干劣るということだろうか。まあ、僕の写真を見る目が少々向上して厳しくなったのかもしれないし、機械の「癖」と僕の感覚との相性の問題かもしれない。ただ、もしかして仕様としての「癖」ではなく、個体の問題だったりしたらイヤだな。そう感じるくらいには安定しないのだ。最近落ち着いて撮影できていないが、時間が取れたら少し検証してみたい。
 で、今はRAWで撮ってSILKYPIXで一括現像というワークフローで、その際にAE、AWBをSILKYPIXのオートに任せることも多い。ただ、AWBはともかく、AEはこちらはオーバーに出ることが多いので、これも難しい。K10DとSILKYPIXのオートの中間くらいの露出で決めてくれる手段はないものだろうか。
 というよりも、そもそもオートに任せようなんてのが横着なのだろう。腕を磨いて、自分で撮影時に適宜補正できるようになりたいものだ。
 しかし、こう考えると、その場で確認・やり直しができない銀塩、特にリバーサルフィルムでの撮影なんて、とても手が出せない(苦笑)。

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 横浜市内にはけっこう自然溢れているところが多い。K10D、DA★16-50mmF2.8。これはカメラ任せで好みの露出になった。


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2007年09月11日

部分的露出補正

 これまた旧聞も甚だしいが、SILKYPIXの市川ソフトラボラトリーがデジタル画像用覆い焼き機能を開発したそうだ。
 銀塩の経験がない僕にはピンと来ないところもあるが、要はNikonのD-LightingやSONYのDレンジオプティマイザーと同じような機能という理解でいいのだろうか。少なくとも期待される効果は同じようなものだと思うのだが。
 光の条件が良くない街写真を撮る機会がけっこうあるので、これがSILKYPIXに盛り込まれたらありがたい。

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 あたかも要塞のような集合住宅。北側斜線規制とか、斜線型の制限などやめた方がいい。かといって天空率制限など最悪だが。そして電線。
 RICOH Caplio GX100。


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2007年07月09日

赤レンガ倉庫

 赤レンガ倉庫にぶらぶらと行ってきた。まだあまり暑くないどころか、むしろ涼しいくらいなので、街歩きにはちょうどよかった。
 地元と言えば地元なのに、赤レンガ倉庫にはほとんど行ったことがなかったが、まあまあ楽しめた。光の条件が良ければ絶好の撮影対象でもある。訪れた日は薄曇りだったので、それは残念。

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 RICOH GX100にて。

 知らずに行ったのだが、1号館で写真展をやっていた。
関口照生写真展 「旅からの視点 地球の笑顔」
 人というのは最上の被写体なんだな。楽しく見られた。


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2007年04月25日

色に対する感覚

 意識的に写真を撮るようになってから、「色彩を感じ取ること、それを再現することは、とても難しい」と感じるようになった。レタッチで記憶色に近づけようと思っても、あれやこれや作業しているうちに「本当の色(あるいは記憶の中の色)ってどんなものだっけ?」と混乱してくる。これは僕の「色に対する感覚」が未成熟ということだと思う。
 もっとも、目の前の光景を写し取ってもそのままの色が記録されるわけではない。それに、ディスプレイの色再現性や複数機器間の互換性を考えるとあまり厳密にこだわっても意味がないという面もある。そもそも写真は世界を自分の感覚で異化するものなのだから、要は好みに合うようにすればいいという考え方が正解なのだろう。
 ただ、それにしても、自分の好みの傾向くらいははっきりさせたいし、判断基準を持っている方が楽しめるので、いろいろ試行錯誤中。

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 GX100。色が難しいから白黒で、というわけでもないが、モノクロはそれはそれで難しいな。SILKYPIX 3.0で「ノスタルジックトイカメラ」というテイストを適用してある。安直だが、それらしくなって満足(笑)。
 ゴミ置き場に回収されずに残った廃棄物。粗大ゴミで出せというメッセージが貼ってある。しかし家庭ゴミの場所になぜパチンコ台。


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2007年04月04日

プリントで現物化

 最近、写真はプリントしてこそだと思う。
 といっても「写真のあり方とは」などと難しいことを考えての意見ではない。撮影が趣味になってから取り溜めた写真もかなり増えたので、それを見返すには「ある程度選抜したものをまとめて、いちいちパソコンを立ち上げなくても気楽に見られる」方がいいという、単に扱いやすさからの理由に過ぎない。なので、プリント品質もこだわってはおらず安いオンライン注文のもので済ませているし、L版サイズで無印良品のアルバムに時系列で突っ込んでいるだけだ。作品などというものではなく、家庭イベント写真が大部分なので、これで十分。
 そんな感じで2006年の写真をプリントし終わったが、一年の楽しかった出来事がまとまって追体験できて、いい気分だった。しかし一年分のアルバム冊数はそこそこでも、今後増えていくと場所に困りそうな気が…。

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 以前の写真なので、Nikon D70、SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO。横浜市内のとある建物の中庭。

 16-50mmが待ち遠しいDA★レンズの発売日について、CAPA別冊「交換レンズ2007」では2007年4月発売となっていた。これはメーカーからの情報に基づいているのかな。それとも「近日発売」からの推測だろうか?
 なお、この毎年出ている別冊、面白いことは面白いがわざわざ購入しようとはなかなか思わない。スペックからのレンズの位置付け解説が中心で、ある意味メーカーのカタログやWEBの製品情報を眺めて自分でも推測できる内容ばかりで、それを超える情報がないのだ。極力主観を排したニュートラルな記述を心がけるとこういう内容になるのだろうが、なんとなくもったいない気がする。個人の主観が前に出たレンズ評こそ、読んでいて面白い。…まあ、そういうわけにはいかないのはわかるが。西平氏に呑みながら話を聞いたら、ものすごく面白そうな気がする(笑)。


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2007年01月19日

2006山陰旅行その5

年が明けてしまいました。
今頃の更新というのも間抜けだけど。

撮影日:2006/09/24
Nikon D70
SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

秋芳洞へ。
入口までも緑深い。ただ、ここまでは極めて典型的な「観光地」ではあったが。
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さて入口。
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ISO感度を800まで上げて、無理矢理手持ち撮影。拡大してみなければ、これで十分だろう。
新しいカメラが出るとつい高感度ノイズを気にしてしまうが、個人的にはD70だって十分。「何を撮っておくか」の方が大事なんだな。
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石州瓦の家並みというのも、よその地方から行った身には興味深い。
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上に登って、秋吉台の景色。広かった。
これはAF-S DX Zoom Nikkor ED 12-24mm F4Gで。
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さて、これで山陰旅行編は終わり。
次回からは12月のヨーロッパ編の予定。


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2006年11月24日

2006山陰旅行その4

萩編。
撮影日:2006/09/23
Nikon D70
SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

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萩の重要伝統的建造物群保存地区のまち並み。
アングルが似たようなものばかりなのはご容赦。

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実は山並みの美しさもまちの風景の構成要素。

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入れる家も多くて、楽しめる。
なにせ区域面積が広い!まともに見ていると時間がたくさん必要。

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自動販売機も少しだけ配慮。


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2006年11月15日

2006山陰旅行その3

津和野編。
撮影日:2006/09/22
Nikon D70
SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO

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津和野の中心となる通りのまちなみ。
整いすぎ、という評価もありそう。
個人的には、整えないよりはいいと前向きに捉えたい。
右端に入っちゃった車が惜しいな…。

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川岸も同様。
何年か経って馴染んだ光景になるかは今後の使われ方次第だな。

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教会とその内部。畳敷きが今の世には新鮮。

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ギョッとする銅像。だれ?

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森鴎外さんでした。この写真は生家。


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2006年10月31日

2006山陰旅行その2

撮影日:2006/09/22
Nikon D70

まず、石見銀山とともに発展してきたという、温泉津温泉(ゆのつおんせん)。
ここも伝建指定されている街並みがある。
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温泉津から歩けるほどの距離にある集落、沖泊(おきどまり)。
若い人には良さはわからなかったようだが(笑)。
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ここまで、使用レンズはSIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO。
ここからはAF-S DX Zoom Nikkor ED 12-24mm F4G。

温泉津から車で2時間ほど。大井谷の棚田。
場所的には津和野の近く。

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2006年10月30日

2006山陰旅行その1

9月末に島根県?山口県を旅したので、その中から何枚か。

なお、この項はすべて
撮影日:2006/09/21
Nikon D70
SIGMA 17-70mm F2.8-4.5 DC MACRO
である。

まずは出雲大社…ではなく、それより印象深かった廃線となっている旧大社線の大社駅舎。
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次は石見銀山近くにある重要伝統的建造物群保存地区、大森。

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小高い寺社から見下ろす集落。

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なかなか立派な仁王像がある。

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地元児童。
元気な女の子をほのぼのしながら撮影。


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