Photo
2010年07月23日
気分転換に撮り歩き:GXR + A12
先日、仕事に行き詰まり(息詰まり)、ふとリコーGXR + A12 50mmを持ち出してまちを歩いてみた。
この日は比較的涼しかったが、それでもきつい日差しには違いない。僕は暑さに弱く、今までだったらこんな日に空調の効いた部屋から出て散歩しようなんて思いもしなかった。それだけ行き詰まっているということでもあるが(苦笑)、一方で以前より暑さが苦にならなくなってきた自分を感じる。若い頃はエネルギー豊富で内側から火照るようだったのに。歳を取ったということかな(苦笑)。
それでもこんな風に気分の余裕を創り出すための積極的行動をとれるのだから、歳を取ることもそう悪いことじゃない(負け惜しみではない…多分(笑))。
歳を取るといえば、以前どこかのカメラ雑誌で読んだカメラマン同士の対談で「歳を取るごとに広角から望遠に好みが変わっていく。注意を払える画角が狭くなっていくということかもしれない。」という主旨の発言を読んだことがある。高齢になりつつあるカメラマンの冗談半分の自虐的な発言ではあったが。
僕は街並み写真から写真趣味に入ったこともあって、28mm相当くらいの広角が好みだ。50mm相当なんて画角は狭くて狭くてしかたない。
でも撮れる写真のバリエーションを増やしたいので、50mm相当のレンズも慣れようという気はある。…あるのだが、今ひとつ熱心にはなれないできたのは、この文章がなんとなく頭にあったからかもしれない。「自分はまだ若いからな」と(笑)。
しかしこの日、50mm相当の画角のA12で撮りつつ歩いてみて、撮りたいものをきっちり切り取ることの大切さと楽しさを改めて感じた気がする。広角だと漫然と「そこにある空間」を撮ってしまい、それで自分が撮ろうと思った範囲とそこそこ対応はするのだが、写真としては茫洋としがちだ。これが、50mm相当だと僕がまず気になった範囲から相当余計なものを排さなくてはならないので、位置撮りや構図にかなり頭を使うのだが、実はそれがけっこう楽しい。そして撮れた写真はやはり今までとは違うわけで、これもけっこう楽しい。
つまり、広角から入った人間が、より標準、望遠側の画角を使いこなせるようになっていくには、無用なものを見極めてそぎ落としていく判断力を経験で得ていくことが必要ということじゃないかななんて思った。そう考えればもっと標準レンズを使いこなせるように楽しくがんばろうという気になるし、歳を取ったなんて嘆く必要もない(笑)。
散歩でやる気は戻って、気分転換という所期の目的は達することができた。こういうのって、いいな。
もっとも撮った写真は、やはり今まで通りの被写体を撮ろうとしていて、結果どうもピリッとしないのだが…(苦笑)。ま、これでお金をいただいているわけでなし、ボチボチ慣れていきましょう。
しかし↑の写真、樹の説明だか注意書きだかわからんな…(笑)。
この日は比較的涼しかったが、それでもきつい日差しには違いない。僕は暑さに弱く、今までだったらこんな日に空調の効いた部屋から出て散歩しようなんて思いもしなかった。それだけ行き詰まっているということでもあるが(苦笑)、一方で以前より暑さが苦にならなくなってきた自分を感じる。若い頃はエネルギー豊富で内側から火照るようだったのに。歳を取ったということかな(苦笑)。
それでもこんな風に気分の余裕を創り出すための積極的行動をとれるのだから、歳を取ることもそう悪いことじゃない(負け惜しみではない…多分(笑))。
歳を取るといえば、以前どこかのカメラ雑誌で読んだカメラマン同士の対談で「歳を取るごとに広角から望遠に好みが変わっていく。注意を払える画角が狭くなっていくということかもしれない。」という主旨の発言を読んだことがある。高齢になりつつあるカメラマンの冗談半分の自虐的な発言ではあったが。
僕は街並み写真から写真趣味に入ったこともあって、28mm相当くらいの広角が好みだ。50mm相当なんて画角は狭くて狭くてしかたない。
でも撮れる写真のバリエーションを増やしたいので、50mm相当のレンズも慣れようという気はある。…あるのだが、今ひとつ熱心にはなれないできたのは、この文章がなんとなく頭にあったからかもしれない。「自分はまだ若いからな」と(笑)。
しかしこの日、50mm相当の画角のA12で撮りつつ歩いてみて、撮りたいものをきっちり切り取ることの大切さと楽しさを改めて感じた気がする。広角だと漫然と「そこにある空間」を撮ってしまい、それで自分が撮ろうと思った範囲とそこそこ対応はするのだが、写真としては茫洋としがちだ。これが、50mm相当だと僕がまず気になった範囲から相当余計なものを排さなくてはならないので、位置撮りや構図にかなり頭を使うのだが、実はそれがけっこう楽しい。そして撮れた写真はやはり今までとは違うわけで、これもけっこう楽しい。
つまり、広角から入った人間が、より標準、望遠側の画角を使いこなせるようになっていくには、無用なものを見極めてそぎ落としていく判断力を経験で得ていくことが必要ということじゃないかななんて思った。そう考えればもっと標準レンズを使いこなせるように楽しくがんばろうという気になるし、歳を取ったなんて嘆く必要もない(笑)。
散歩でやる気は戻って、気分転換という所期の目的は達することができた。こういうのって、いいな。
もっとも撮った写真は、やはり今まで通りの被写体を撮ろうとしていて、結果どうもピリッとしないのだが…(苦笑)。ま、これでお金をいただいているわけでなし、ボチボチ慣れていきましょう。
しかし↑の写真、樹の説明だか注意書きだかわからんな…(笑)。
2010年03月18日
常用画角
僕はもともと街並み写真から写真趣味に入ったことで、28mm程度(35mm判相当で、以下同様)の広角をよく使ってきた。
ところが最近は35mm程度の画角の方がいいと思うようになってきた。28mmだと漫然と「ある範囲」が収まるように撮った写真になりがちだが、35mmでなるべく「撮るべきもの」を絞った画面構成にした方が、あとで撮った写真を見た時に納得がいくことに気づいたのだ。加えて、35mm程度での画面構成が自分が捉えた「広さ」「大きさ」の感覚にもっとも近いこともわかってきた。
というわけでズームレンズを利用している時も35mm(相当)の愛好家になりつつあるのだが、それに相当する単焦点レンズを持っていないのが残念。PENTAXからDA 24mm Limitedなんて欲しいところだ(21mmはちょっと広い)。またRICOHはGXRの28mm相当単焦点レンズユニットの開発を表明しているが、そんなGRDと被るのよりは35mm相当の方が先に欲しかったな。もっとも28mm相当のレンズを着けたGXRはかっこいい(笑)と思う。
とりあえず、GXRにS10を着けている時のマイセッティング1は35mm相当から始まるように設定した。
写真は海外出張編。香港にて。その後ドイツにも行ったが、どちらも天気が悪かったのが極めて残念。
下記はPENTAX K-7、DA 17-70mm F4にて。
暗いけど、まあこれはこれで陰影が出て好き。高層の世界、香港は実際に目で見るとインパクトはより大きかった。
高層ビルの新築・改修も竹組の足場で。
人を押しのけるトラム。仕方ないんだよ、人も店も道路に出っ張っているから(笑)。
こんな風に(笑)。
たくましさを感じる光景だった。
ところが最近は35mm程度の画角の方がいいと思うようになってきた。28mmだと漫然と「ある範囲」が収まるように撮った写真になりがちだが、35mmでなるべく「撮るべきもの」を絞った画面構成にした方が、あとで撮った写真を見た時に納得がいくことに気づいたのだ。加えて、35mm程度での画面構成が自分が捉えた「広さ」「大きさ」の感覚にもっとも近いこともわかってきた。
というわけでズームレンズを利用している時も35mm(相当)の愛好家になりつつあるのだが、それに相当する単焦点レンズを持っていないのが残念。PENTAXからDA 24mm Limitedなんて欲しいところだ(21mmはちょっと広い)。またRICOHはGXRの28mm相当単焦点レンズユニットの開発を表明しているが、そんなGRDと被るのよりは35mm相当の方が先に欲しかったな。もっとも28mm相当のレンズを着けたGXRはかっこいい(笑)と思う。
とりあえず、GXRにS10を着けている時のマイセッティング1は35mm相当から始まるように設定した。
写真は海外出張編。香港にて。その後ドイツにも行ったが、どちらも天気が悪かったのが極めて残念。
下記はPENTAX K-7、DA 17-70mm F4にて。
暗いけど、まあこれはこれで陰影が出て好き。高層の世界、香港は実際に目で見るとインパクトはより大きかった。
高層ビルの新築・改修も竹組の足場で。
人を押しのけるトラム。仕方ないんだよ、人も店も道路に出っ張っているから(笑)。
こんな風に(笑)。
たくましさを感じる光景だった。
2009年07月31日
ミクロとマクロの画質評価
写真の画質評価は難しい。解像感一つとっても、微細部分の解像感描写の評価と、写真全体として「解像感良く、すっきりとしていて、いい画だな」という感覚は、(少なくとも僕の場合)どうも直結しない。
たとえば。
K-7の画質設定をまた少し変更した。先日のエントリとは考えを変えて、ファインシャープネスに設定してみたのだ(ただし数値は±0)。数値が小さい場合、ピクセル等倍で見ていると普通のシャープネスとの差はあまり感じられない。しかし、画像全体を見比べてみると、不思議なことにファインシャープネス時の方が抜けが良く感じるのだ。ところがもう一度ピクセル等倍で比べてみても、やはり明確な差はわからない。少なくとも画像全体の比較での二つの画像の「違い」とは印象が異なる。
また、たとえば。
FA31mm F1.8 Limitedを入手した。ファンが多いレンズではあるが、デジタル時代以前の設計であり、実は等倍観賞での評価はそう高くないようだ。実際に自分でこのレンズで撮った写真をピクセル等倍で確認しても、あまり良くない意味合いで「こんなものか」と感じた。
しかしなぜか写真としては「お、なんかいいね」と感じさせられるのだ。すっきりしているというか、自然さと抜けが同居しているというか…(その良さを第三者に伝わるように表現できないのが残念)。
ミクロとマクロの画質評価が直結しない、その理屈はよく判らない。おそらく画面全体の「すっきり感」(僕が感じている画の良さ)は、ピクセル等倍で見たときのクッキリさの延長上にあるのではなく、色描写、陰影描写などの影響がかなり大きいということなのかな、と考えてはいるのだが。
いずれにせよ、僕にとってK-7の出してくる画は全体的に見て満足感が高い。これは幸いなことだ。
ちなみに、現在の設定は下記の通り。
カスタムイメージ:ナチュラル
彩度:+1
色相:0
キー:0
コントラスト:0
ファインシャープネス:0
ダイナミックレンジ拡張:状況によって切り替え
K-7の画質論議ではシャープネスの数値ばかりが取りざたされているが、彩度とコントラストをいじる方が、画全体には影響が大きいのではないかと思う。
PENTAX K-7、FA31mm F1.8 Limited。
たとえば。
K-7の画質設定をまた少し変更した。先日のエントリとは考えを変えて、ファインシャープネスに設定してみたのだ(ただし数値は±0)。数値が小さい場合、ピクセル等倍で見ていると普通のシャープネスとの差はあまり感じられない。しかし、画像全体を見比べてみると、不思議なことにファインシャープネス時の方が抜けが良く感じるのだ。ところがもう一度ピクセル等倍で比べてみても、やはり明確な差はわからない。少なくとも画像全体の比較での二つの画像の「違い」とは印象が異なる。
また、たとえば。
FA31mm F1.8 Limitedを入手した。ファンが多いレンズではあるが、デジタル時代以前の設計であり、実は等倍観賞での評価はそう高くないようだ。実際に自分でこのレンズで撮った写真をピクセル等倍で確認しても、あまり良くない意味合いで「こんなものか」と感じた。
しかしなぜか写真としては「お、なんかいいね」と感じさせられるのだ。すっきりしているというか、自然さと抜けが同居しているというか…(その良さを第三者に伝わるように表現できないのが残念)。
ミクロとマクロの画質評価が直結しない、その理屈はよく判らない。おそらく画面全体の「すっきり感」(僕が感じている画の良さ)は、ピクセル等倍で見たときのクッキリさの延長上にあるのではなく、色描写、陰影描写などの影響がかなり大きいということなのかな、と考えてはいるのだが。
いずれにせよ、僕にとってK-7の出してくる画は全体的に見て満足感が高い。これは幸いなことだ。
ちなみに、現在の設定は下記の通り。
カスタムイメージ:ナチュラル
彩度:+1
色相:0
キー:0
コントラスト:0
ファインシャープネス:0
ダイナミックレンジ拡張:状況によって切り替え
K-7の画質論議ではシャープネスの数値ばかりが取りざたされているが、彩度とコントラストをいじる方が、画全体には影響が大きいのではないかと思う。
PENTAX K-7、FA31mm F1.8 Limited。
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2009年07月29日
単焦点レンズ一本で、街の撮り歩き
先週末、K-7をぶら下げて街撮りに出かけた。
レンズはFA 31mm F1.8 Limitedだけ。焦点距離は35mm版換算で47.5mm相当。いわゆる標準レンズの画角だが、普段街並みなどに目が行く僕には、使い慣れない狭い画角だ。それをあえてこのレンズ一本で行ってみたのは、「モノを見る目」を養いたかったからだ。
漠然と撮っていると、同じような写真ばかりになってしまう。撮っているときは楽しくても、後で見返したときに自分の視界の狭さを感じるのは楽しくはない(^^;。そこで「写真力養成ギプス」とばかりに(たとえが古いね)、単焦点レンズ一本で出かけてみた次第。
正直言えば、「お、あれを撮ろう」と思ってカメラを向けると全然画角に収まらなことばかりで、ストレスが溜まった。そもそも被写体の見つけ方から変えなくてはならないんだろうな。それでも2,3時間歩くうちに、なんとなく感覚が養われてきたし、楽しさが増してきた。
しばらくこんな風に単焦点レンズでマゾヒスティックに楽しむことにしよう(笑)。
PENTAX K-7、FA 31mm F1.8 Limited。こうやって見てみると、まだまだ今まで通りの写真を撮ろうとしているねえ。
しかし、暑かった。
レンズはFA 31mm F1.8 Limitedだけ。焦点距離は35mm版換算で47.5mm相当。いわゆる標準レンズの画角だが、普段街並みなどに目が行く僕には、使い慣れない狭い画角だ。それをあえてこのレンズ一本で行ってみたのは、「モノを見る目」を養いたかったからだ。
漠然と撮っていると、同じような写真ばかりになってしまう。撮っているときは楽しくても、後で見返したときに自分の視界の狭さを感じるのは楽しくはない(^^;。そこで「写真力養成ギプス」とばかりに(たとえが古いね)、単焦点レンズ一本で出かけてみた次第。
正直言えば、「お、あれを撮ろう」と思ってカメラを向けると全然画角に収まらなことばかりで、ストレスが溜まった。そもそも被写体の見つけ方から変えなくてはならないんだろうな。それでも2,3時間歩くうちに、なんとなく感覚が養われてきたし、楽しさが増してきた。
しばらくこんな風に単焦点レンズでマゾヒスティックに楽しむことにしよう(笑)。
PENTAX K-7、FA 31mm F1.8 Limited。こうやって見てみると、まだまだ今まで通りの写真を撮ろうとしているねえ。
しかし、暑かった。
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2008年11月11日
旅と写真
出張に行って写真を撮って、また少し撮影意欲が湧いてきている。
思えば、僕が単に記録としてではなく意識的に写真を撮るようになった、つまり写真が趣味になったのも、旅先で撮る行為によって逆に写真に対する興味が引き出されたのであった。そしてその後も、たとえ撮影意欲が減衰している時期でも、旅に出ると「ああ、撮るって楽しいな」と思い出してきたのであった。
僕にとっては日常とは違う旅先の風景を撮ることが写真なんだな。そういえば、仕事でまち歩きするのでも、それが比較的馴染みがある地域で新鮮みがなくとも、カメラを携えているととても楽しい。ということはカメラを通して旅をしているような気分になっているということなのかも。
写真はイサム・ノグチが基本設計したことで有名な札幌郊外のモエレ沼公園、ガラスのピラミッド「HIDAMARI」。天気が今ひとつだったのは残念。
PENTAX K20D、DA 17-70mmF4SDMにて。
思えば、僕が単に記録としてではなく意識的に写真を撮るようになった、つまり写真が趣味になったのも、旅先で撮る行為によって逆に写真に対する興味が引き出されたのであった。そしてその後も、たとえ撮影意欲が減衰している時期でも、旅に出ると「ああ、撮るって楽しいな」と思い出してきたのであった。
僕にとっては日常とは違う旅先の風景を撮ることが写真なんだな。そういえば、仕事でまち歩きするのでも、それが比較的馴染みがある地域で新鮮みがなくとも、カメラを携えているととても楽しい。ということはカメラを通して旅をしているような気分になっているということなのかも。
写真はイサム・ノグチが基本設計したことで有名な札幌郊外のモエレ沼公園、ガラスのピラミッド「HIDAMARI」。天気が今ひとつだったのは残念。
PENTAX K20D、DA 17-70mmF4SDMにて。
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2008年08月26日
GRD2とDiCAPacで水中撮影2
DiCAPacの使用感など。
なんと言っても水中撮影が気軽にできるのは楽しい!ビニールチャックのかみ合わせが甘く、「ぴっちり」と留まる感触がないのは不安であったが、そこから折り込んで抑え込んでいるので、防水性能は十分だったようだ。
小笠原の海の透明度の高さも相まって、とても楽しく撮影した。
ただ、難しいと思う点、残念な点もいくつかはあった。
シュノーケリングだとなかなか対象に迫れず、散漫な写真になりがちであること。
ビニール製の汎用製品なのでカメラが固定されるわけではなく、鏡胴部がどうしてもズレがちで、気をつけて構えないと蹴られてしまう写真が多いこと。これは特に陸上で多かった。
ダイヤルが回せないので、水中で「ムービーを撮りたい!」と思ってもモードの切り替えが出来なかったこと。
ズームのGX200に合うDicaPacは無く、GRD2一本勝負で行かざるを得なかったこと。
やっぱりGX200あたりで専用の水中ハウジングが欲しくはある。でもまあ、安い製品で手持ちのカメラで水中撮影がこれだけ楽しめたのだから、文句はない。買って良かった。
楽しい。写真では感動が伝えにくいが、透明度の高さに驚く。
人物の写真も面白いのだが、プライバシー上当たり障り無いものだけ掲載(笑)。
水面より出るとしっかり構えられず、どうしてもズレがち。
なんと言っても水中撮影が気軽にできるのは楽しい!ビニールチャックのかみ合わせが甘く、「ぴっちり」と留まる感触がないのは不安であったが、そこから折り込んで抑え込んでいるので、防水性能は十分だったようだ。
小笠原の海の透明度の高さも相まって、とても楽しく撮影した。
ただ、難しいと思う点、残念な点もいくつかはあった。
シュノーケリングだとなかなか対象に迫れず、散漫な写真になりがちであること。
ビニール製の汎用製品なのでカメラが固定されるわけではなく、鏡胴部がどうしてもズレがちで、気をつけて構えないと蹴られてしまう写真が多いこと。これは特に陸上で多かった。
ダイヤルが回せないので、水中で「ムービーを撮りたい!」と思ってもモードの切り替えが出来なかったこと。
ズームのGX200に合うDicaPacは無く、GRD2一本勝負で行かざるを得なかったこと。
やっぱりGX200あたりで専用の水中ハウジングが欲しくはある。でもまあ、安い製品で手持ちのカメラで水中撮影がこれだけ楽しめたのだから、文句はない。買って良かった。
楽しい。写真では感動が伝えにくいが、透明度の高さに驚く。
人物の写真も面白いのだが、プライバシー上当たり障り無いものだけ掲載(笑)。
水面より出るとしっかり構えられず、どうしてもズレがち。
at 18:04|Permalink│Comments(0)│
2008年08月25日
GRD2とDiCAPacで水中撮影1
この夏は小笠原諸島の父島に行ってきた。船で片道一日以上かかる、おそらく日本でもっとも時間距離が遠い地だ。
夏の島と来れば水中撮影をしたい。ということでRICOH GR DIGITAL IIと汎用のデジタルカメラ専用防水ケース DiCAPacαを組み合わせて使ってみた。
要は厚手のビニール袋なので一抹の不安はあったが、しっかりと役目を果たしてくれた。満足。まずはシュノーケリングでイルカと泳いだ時の写真を。
透明度が高く、イルカをずっと追える。
大勢で追う。一頭しか会えなかったが、幸いに興味を持って絡んでもらえた。
なんと左目にコバンザメが。
うまく構えないと、鏡胴部がずれて蹴られることがある(左上)。
買っていった甲斐があったというものだ。他の水中写真は後日。
なお、店頭ではGRD2に適応するサイズがWP310となっている場合があるが、これは情報が古く、WEB通りWP510の方が余裕があっていいようだ。
夏の島と来れば水中撮影をしたい。ということでRICOH GR DIGITAL IIと汎用のデジタルカメラ専用防水ケース DiCAPacαを組み合わせて使ってみた。
要は厚手のビニール袋なので一抹の不安はあったが、しっかりと役目を果たしてくれた。満足。まずはシュノーケリングでイルカと泳いだ時の写真を。
透明度が高く、イルカをずっと追える。
大勢で追う。一頭しか会えなかったが、幸いに興味を持って絡んでもらえた。
なんと左目にコバンザメが。
うまく構えないと、鏡胴部がずれて蹴られることがある(左上)。
買っていった甲斐があったというものだ。他の水中写真は後日。
なお、店頭ではGRD2に適応するサイズがWP310となっている場合があるが、これは情報が古く、WEB通りWP510の方が余裕があっていいようだ。
at 16:52|Permalink│Comments(0)│
2007年12月28日
よいお年を
師走は忙しかったということもあるが、風邪を引いたりもしてなかなかブログまで気が回らなかった(苦笑)。
でもそんな中でも一日一撮はほぼ途切れなく続いている。GX100を常にコートのポケットに突っ込んで、気が向いたら撮る、と。けっこう楽しいです。で、自分の興味というか関心がワンパターンだなと改めて気づいたり(笑)。そして、やはりGRDIIが欲しい…。
一方でK10D用にストロボも買った。純正のAF540FGZ。2月頃にパーティ撮影などで使う機会がありそうなので(という名目で購入に踏み切った(笑))。
来年もいろいろなシチュエーションで撮影を楽しんでいきたい。
以下はいずれもRICOH Caplio GX100で。季節外れの感はあるが。
でもそんな中でも一日一撮はほぼ途切れなく続いている。GX100を常にコートのポケットに突っ込んで、気が向いたら撮る、と。けっこう楽しいです。で、自分の興味というか関心がワンパターンだなと改めて気づいたり(笑)。そして、やはりGRDIIが欲しい…。
一方でK10D用にストロボも買った。純正のAF540FGZ。2月頃にパーティ撮影などで使う機会がありそうなので(という名目で購入に踏み切った(笑))。
来年もいろいろなシチュエーションで撮影を楽しんでいきたい。
以下はいずれもRICOH Caplio GX100で。季節外れの感はあるが。
at 17:21|Permalink│Comments(0)│
2007年11月30日
一日一撮
1ヶ月ぶりの新規エントリ。
こんなブログでも細々と訪れてくださる方々はいらっしゃるようで、気が付いたら1万アクセスを越えていた。更新なくて申し訳ない気持ち。GR DEGITALやGX100関係の検索結果で来られる方が多いようだ。根強く深い興味をお持ちなのだろうな。
数日前から、「毎日なにかしら撮影する」ことにしている。名付けて「一日一撮」。別に1枚に限っているわけではなくて、とにかく日々シャッターを切ろうと。
趣味は撮影というよりはカメラをいじることという方が正しい僕だけど、撮影の機会があるとやはり楽しくて、しばらくは撮影意欲が強まる。ただ、天気が悪かったり仕事が忙しかったりすると急速に低下する(苦笑)。カメラは使ってこそだとは思っているし、楽しさを持続するための自分へのゆるやかなルールとして、「一日一撮!」と設定してみた。義務感でやっていてはつまらないけど、しばらく続けて習慣化したら楽しさだけが残ることは予想できる。天気が悪いなりの撮り方とか、今まで目に入らなかったイメージを捉えられるようになるとか、スキルも向上するんじゃないかな。するといいな。
はじめてまだ数日だけど、期待以上に楽しめている。
この程度の適当なやつばかりだけど(笑)。すべて、RICOH Caplio GX100。
しかしこれを始めてからますますGR DIGITAL IIが欲しくなっていたり…。GX100の良さも見直しているんだけど、コートのポケットに入れるにもレンズ部などが少し厚くて、少し重いんだよね。あああ。
なお、日曜から1週間ほど海外出張の予定。仕事だけど、撮影意欲も盛り上がること間違いなし。
こんなブログでも細々と訪れてくださる方々はいらっしゃるようで、気が付いたら1万アクセスを越えていた。更新なくて申し訳ない気持ち。GR DEGITALやGX100関係の検索結果で来られる方が多いようだ。根強く深い興味をお持ちなのだろうな。
数日前から、「毎日なにかしら撮影する」ことにしている。名付けて「一日一撮」。別に1枚に限っているわけではなくて、とにかく日々シャッターを切ろうと。
趣味は撮影というよりはカメラをいじることという方が正しい僕だけど、撮影の機会があるとやはり楽しくて、しばらくは撮影意欲が強まる。ただ、天気が悪かったり仕事が忙しかったりすると急速に低下する(苦笑)。カメラは使ってこそだとは思っているし、楽しさを持続するための自分へのゆるやかなルールとして、「一日一撮!」と設定してみた。義務感でやっていてはつまらないけど、しばらく続けて習慣化したら楽しさだけが残ることは予想できる。天気が悪いなりの撮り方とか、今まで目に入らなかったイメージを捉えられるようになるとか、スキルも向上するんじゃないかな。するといいな。
はじめてまだ数日だけど、期待以上に楽しめている。
この程度の適当なやつばかりだけど(笑)。すべて、RICOH Caplio GX100。
しかしこれを始めてからますますGR DIGITAL IIが欲しくなっていたり…。GX100の良さも見直しているんだけど、コートのポケットに入れるにもレンズ部などが少し厚くて、少し重いんだよね。あああ。
なお、日曜から1週間ほど海外出張の予定。仕事だけど、撮影意欲も盛り上がること間違いなし。
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2007年09月20日
カメラ特集ばかり
今月のカメラ雑誌はどれもNikon、Canon、SONYの新機種群大特集ばかり。PENTAXが混じっていないのが寂しいが、考え方を変えてみると、割と他人事として眺められるのはありがたい(笑)。
今はまた原点に返って、どうやったら僕の好きな空間スケールの「空気感」を撮れるかが課題なので、そのヒントとなるような撮影術に関する記事が、新機種特集に埋もれているようなのは残念。よく読めばあるのだろうけど。
明日から地方行きなので、少し考えながらシャッターを切ってこようと思う。
ガラス張りの建物はたしかに透明感がある。それだけに旧ビル群での光景との対比が際だつ。PENTAX K10D、DA★16-50mmF2.8。
今はまた原点に返って、どうやったら僕の好きな空間スケールの「空気感」を撮れるかが課題なので、そのヒントとなるような撮影術に関する記事が、新機種特集に埋もれているようなのは残念。よく読めばあるのだろうけど。
明日から地方行きなので、少し考えながらシャッターを切ってこようと思う。
ガラス張りの建物はたしかに透明感がある。それだけに旧ビル群での光景との対比が際だつ。PENTAX K10D、DA★16-50mmF2.8。
at 16:04|Permalink│Comments(0)│