ボールペン再考(3):パーカーソネットシズレとQuinkFlow芯けっきょくレンズ交換式のカメラへの物欲

2011年12月26日

画質と携帯性の両立したカメラが欲しい

ボールペン再考の続きも書いていないが、いったん別の話。

 最近、画質と携帯性の両立したカメラが欲しいと思っている。
 いまの僕の「メインの」カメラはPENTAX K-5だ。仕事の資料写真や、旅先の風景撮影や、趣味のとあるスポーツを撮る場合など、「ここぞ」というときはK-5を使いたい。心情的にはたしかにK-5がメイン機である。
 でも。撮る機会が多いのはコンパクト機だ。なにせ手近にあることが多いから。しかし「ああ、やっぱりK-5で撮っておきたかったな」と忸怩たる思いを抱えながら撮ることが多い。それはどうしたって画質がK-5に劣るからだ。

 ざっくり言ってしまえば、センサーのサイズと画質は強い関連がある。少なくとも「解像度」と「高感度の耐性」はセンサーサイズにかなり依存する(正確には画素のピッチだけど)。1/2.3インチとか1/1.7インチとかのコンパクト機より、4/3インチやAPS-Cのレンズ交換式のカメラで撮った絵の方がいいに決まっているし、さらに言えば35mmフルサイズで撮った絵はそれ以上だ。コンパクト機で「一眼レフ並の画質」とか、APS-C機で「フルサイズに遜色ない」なんて売り文句や評価は、はっきりいって欺瞞だ。
 以前からそう思ってはいたが、この記事を見てその思いが深まった。

 また、被写界深度が違うから「絵の立体感」も異なってくる。もっともこれに関してはコンパクト機が劣るとは言い難い。被写界深度が深いことが却って便利な場合も多々あるからだ。ただ「異なる」こと自体が撮る姿勢に大きく影響することも確かで、なるべく差を小さくしたいという欲求になる。

 できればK-5をいつも持ち歩いて、常にこれで撮りたい。でも、いかにデジタル一眼レフ中級機としては小型軽量のK-5でも、さすがに通勤カバンに突っ込みっぱなしというわけにはいかない。ということで、前置きが長くなったが、要は「携帯性の高い、センサーサイズがそこそこ大きいカメラが欲しい」ということだ。今現在そんな物欲に囚われている(苦笑)。

 具体的な候補については、次回。


 写真はある日の空。Canon PoserShot S95で。コンパクト機でもブログ用途なら十分すぎるんだよね。それはよくわかっている。コンパクト機のメリットは別にあるので、仮に新しいカメラを買っても、コンパクト機も同時に持ち運びたくなるであろうということは、容易に予想できる(苦笑)。

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caskstrength at 19:38│Comments(0)TrackBack(0) Camera 

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