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2011年02月20日

モバイルギアの再来?NEC LifeTouch NOTE

なかなか魅力的な製品だ。NECのLifeTouch NOTE。製品名はやっぱり「モバイルギア」にして欲しかったなとは思うけど。
HP 200LXからこちら、こういったキーボード付きのデバイスが好きだ。DOS版のモバイルギアも一時期使っていたことがあった。
当然モバイルギアの再来とも評されるこのLifeTouch NOTEも、けっこう欲しいのだけど…。買うか見送りかは迷い中。

迷う理由は、現在SONY VAIO Pを持っていて、それと競合しそうだからだ。よくよく考えて比べてみると、これが一長一短なのだ。

僕にとって、VAIO Pの方が有利な点は下記のような感じ。
  • 軽い。小さい。LifeTouch NOTEは意外に大きく重い。
  • Windows環境なので、なんだかんだ言って普段使いに近い環境構築ができる。エディタとかブラウザとかメーラーとか。
  • ディスプレイの解像度が高い。ただ、それ故、画面が精細すぎて使いにくくもあるけど(苦笑)。
  • キー間が離れたタイプのキーボードは、打ち損じにくく、合理的。想像するに、LifeTouch NOTEのキーの方が打ち損じやすいのではないかと思われる。まあ、僕は小さいキーボードを苦にしない方ではあるが。

一方、LifeTouch NOTEの方に魅力を感じる点は、VAIO Pへの不満点と裏表だ。
  • バッテリ駆動時間の長さ。一日の活動でバッテリの心配をしなくて良さそうなのが、良い。VAIO Pは現状の1.5倍は欲しいよね…。
  • 開いたら即座に使える復帰の早さ。Windowsでもスタンバイ状態にしておけば即時性は悪くはないのだけど、待機中にもけっこうバッテリを喰うのが難点だ。それを明示するためか、インジケータが点滅するのも鬱陶しい。Windowsのモバイル機器に向かないもっとも大きな点はこのあたりだと思う。
  • VAIO Pの利点として挙げた点と矛盾するようだけど、Windowsではないこと。割り切った環境だからこそ、モバイル機器としては使用感が良いのではないかという期待がある。
  • タッチパネル。

うーん…。VAIO Pのバッテリ駆動時間が長くなれば、Windowsとはいえスタンバイを多用する気になってもっと使い勝手が良くなると思うのだが。でも大容量バッテリは出っ張るのでダメ。
とか考えていると、LifeTouch NOTEも買って、使いながら比べてしまえと思えてくるのが怖い(苦笑)。そもそも単純に「あのモバイルギアの精神を引き継いだ(としか思えない)デバイス」というだけで、相当物欲が刺激されているのだ。

どうするかなあ。まあ、改めてVAIO Pを使いやすくなるよう環境整備しつつ、発売されたら店頭でLifeTouch NOTEを使って確認してみるというところかな。
触ったら買ってしまいそうな気もするが…。


caskstrength at 00:12│Comments(0)TrackBack(0) ETC 

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