ペンタックス K-5 18-135レンズキット週刊東洋経済(2010/12/4号)は特集「カメラ新世紀」。なれど…。

2010年11月28日

ペンタックス K-5 18-135レンズキットで秋の町


発売日翌日。土曜日とはいえあまり時間はなかったのだが、せっかくの新しいカメラとレンズ。昼食を食べに出がてら撮ってみた。

光量がある状況で低感度で絞って撮る分にはK-7を使っている感覚とあまり違わない。意識してシャッターの感触を捉えてみると、軽くなっているというかショックが小さくなっていることがわかるという程度だ。シャッターの感触自体は、僕の純粋な好みで言えばK-7の方がメカニカルで好き、かもしれない(笑)。
※光量が無い場面については差が大きいので、また後日に。

さて、画質について。
この日の天気が好かったこともあるが、撮れた絵の彩度の高さには驚いた。K-5になってセンサーの素性が変わったことが影響しているのだろうか、色の捉え方が強くなったように感じる。この時は「鮮やか」モードにしていたが、晴天時は「ナチュラル」にするべきかもしれない。しばらく使いながら検証してみることにしよう。
解像度は、1620万画素は伊達では無いんだなという感覚。ただ、思い返せば約1000万画素のK10Dの時代から不満を感じたことは無かった(笑)。たぶんここまで来るとレンズの性能などの方が影響が大きいのではないかと思う。
露出傾向はK-5になってオーバー目に出るようになったという声もあるが、今回撮ってみた限りではそうは感じなかった。もともとペンタックスのカメラの露出はアンダー気味の傾向があると思ってきたが、K-5も晴天の屋外ではややアンダーだと思う。ただその幅は小さくなったかもしれない。これもしばらく使いながら検証してみるべきだろう。

で、キットレンズ、DA 18-135mm。
このレンズ、高倍率ズームとしてはなかなかいいと思う。もちろん性格的にはキレとか解像感とかを期待するレンズではないし、実際、ピクセル等倍で見ると「やっぱり甘いな」と感じはする。周辺部の流れはあるし、歪曲収差も大きい。
しかし18mm(約28mm相当)から135mm(約200mm相当)という融通が利く焦点域で、撮影できる絵のバリエーションは大きく拡がる。それに全体的な画質(コントラストとか色合いとか)は決して悪くない。しかも比較的軽くて小さい(全長が短い)ことで装着時のバランスがよい。デメリットと比べてもメリットの大きさが際立つレンズだと思う。レンズキットで購入して良かったなと思う。レンズ収差補正だけはONにして使うべきだろう。ポストビューが遅くなるのが残念だが、まあ、これは贅沢な感想だろうな。

IMGP9744s

IMGP9770s

IMGP9760s

IMGP9774s

IMGP9737s

IMGP9750s

IMGP9742s


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