au Cyber-shotケータイ S003(Sony Ericsson)リコーGXR + S10にフード&アダプターHA-3装着

2010年07月23日

気分転換に撮り歩き:GXR + A12

先日、仕事に行き詰まり(息詰まり)、ふとリコーGXR + A12 50mmを持ち出してまちを歩いてみた。

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この日は比較的涼しかったが、それでもきつい日差しには違いない。僕は暑さに弱く、今までだったらこんな日に空調の効いた部屋から出て散歩しようなんて思いもしなかった。それだけ行き詰まっているということでもあるが(苦笑)、一方で以前より暑さが苦にならなくなってきた自分を感じる。若い頃はエネルギー豊富で内側から火照るようだったのに。歳を取ったということかな(苦笑)。

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それでもこんな風に気分の余裕を創り出すための積極的行動をとれるのだから、歳を取ることもそう悪いことじゃない(負け惜しみではない…多分(笑))。

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歳を取るといえば、以前どこかのカメラ雑誌で読んだカメラマン同士の対談で「歳を取るごとに広角から望遠に好みが変わっていく。注意を払える画角が狭くなっていくということかもしれない。」という主旨の発言を読んだことがある。高齢になりつつあるカメラマンの冗談半分の自虐的な発言ではあったが。

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僕は街並み写真から写真趣味に入ったこともあって、28mm相当くらいの広角が好みだ。50mm相当なんて画角は狭くて狭くてしかたない。
でも撮れる写真のバリエーションを増やしたいので、50mm相当のレンズも慣れようという気はある。…あるのだが、今ひとつ熱心にはなれないできたのは、この文章がなんとなく頭にあったからかもしれない。「自分はまだ若いからな」と(笑)。

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しかしこの日、50mm相当の画角のA12で撮りつつ歩いてみて、撮りたいものをきっちり切り取ることの大切さと楽しさを改めて感じた気がする。広角だと漫然と「そこにある空間」を撮ってしまい、それで自分が撮ろうと思った範囲とそこそこ対応はするのだが、写真としては茫洋としがちだ。これが、50mm相当だと僕がまず気になった範囲から相当余計なものを排さなくてはならないので、位置撮りや構図にかなり頭を使うのだが、実はそれがけっこう楽しい。そして撮れた写真はやはり今までとは違うわけで、これもけっこう楽しい。

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つまり、広角から入った人間が、より標準、望遠側の画角を使いこなせるようになっていくには、無用なものを見極めてそぎ落としていく判断力を経験で得ていくことが必要ということじゃないかななんて思った。そう考えればもっと標準レンズを使いこなせるように楽しくがんばろうという気になるし、歳を取ったなんて嘆く必要もない(笑)。

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散歩でやる気は戻って、気分転換という所期の目的は達することができた。こういうのって、いいな。
もっとも撮った写真は、やはり今まで通りの被写体を撮ろうとしていて、結果どうもピリッとしないのだが…(苦笑)。ま、これでお金をいただいているわけでなし、ボチボチ慣れていきましょう。

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しかし↑の写真、樹の説明だか注意書きだかわからんな…(笑)。


caskstrength at 17:48│Comments(0)TrackBack(0) Photo 

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