SONY VAIO Pシリーズ その1au Cyber-shotケータイ S003(Sony Ericsson)

2010年06月28日

SONY VAIO Pシリーズ その2

今回は簡単なレビュー。

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筐体は樹脂製で、VAIO Xの剛性感・高級感はない。でも安っぽいわけでもなく必要十分という感じ。小さいので素材に剛性感が無くともたわみなどは感じない。筐体表面(裏側も)に不必要な突起などはなく、シンプルなデザインでとてもよいと思う。

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キーボードの大きさは十分。キーの間が離れているデザイン(アイソトレーションキーボードというそうだが)は見た目的に今ひとつだが、キーピッチが小さくとも隣のキーを押してしまいにくいという点でよく出来ている。PMもBXもこの点がネックだったのだ。SONYがアイソトレーションキーボードにこだわっているのも一理ある。キータッチはペチペチした感覚だが、これはモバイルPCという性格上、仕方ないのだろうな。
オーダーで日本語キーだけどかなのプリントがないものにした。すっきりしていい感じ(笑)。

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前端がごちゃごちゃしているのは仕方ないか…。特殊キーが着いているが、僕はこれらの機能を使わない。任意のアプリケーションに割り付けられたら便利なのだけど。

ディスプレイのヒンジはやや心許ない感触だ。緩めに感じる。実用上困ってはいないが、ここにはもうすこし剛性感が欲しいかな。それと、180度開いて欲しかった。不便を感じるほどではないが、寝っ転がって使っている時にはほんの少し、気になる。

バッテリの保ちはまあまあ。公称の6時間はとても無理だが、「バッテリいたわり充電モード(80%までしか充電しないモード)」にしておいても4時間強はなんとかなる感じ。ただし無線LANやBluetoothをあまり使わないことが前提だ。通勤の途中やカフェでちょっと文章書きという使い方をしている分には必要十分というところか。しかしもっと延びると安心感が増してうれしいな。Lバッテリは携帯性を損なうから使いたくはない。まあ、仕事場と自宅両方にACアダプタを置いてまめに充電をするようにすれば、普段はSバッテリを着けた本体だけでそう困ることは無さそうだ。

ポインティングデバイスが二つ着いているのはこのマシンの性質をよく考えた上での仕様だと思う。僕はもとThinkPad使いなのでスティックには慣れていて通常利用に不便はないし、ディスプレイ横のタッチパッドは立ったまま、あるいは部屋でごろ寝しながら(笑)の使用時に便利だ。

動作は決して速くはない。が、思ったよりは不快ではない。エディタでの文章入力、メール送受信にはほとんど不満を感じないし、WEBブラウズで凝ったページを見ても今のところ問題は感じていない。これだけのパフォーマンスなら十分だ。

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小さい画面に1600×768の解像度は人によっては細かすぎてしんどいだろう。でも幸い僕は視力はいいし、フォント設定をいじることと慣れでほぼ問題を感じなくなった。逆に画面の精密な解像感には感動すらしているくらいだ。技術の進歩はすごいなあ。
ちなみに縦の解像度が、ネットブックの一般的な解像度(600dot)と違って、768dotあるのは地道に便利だ。最近のソフトはたとえば設定ダイアログが複雑化して大きくなっており、600dotでは画面からはみ出てしまうことがあるからだ。

とにかくカバンの中に放り込んでおいて常に持ち歩くという用途にはピッタリで、久々に環境構築も楽しんで行っている(笑)。


caskstrength at 18:16│Comments(0)TrackBack(0) ETC 

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