RICOH GXR + RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VCPENTAX K-7、またまた入院

2009年12月29日

RICOH GXR + GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO

数日前からA12とVF-2も手元に。バタバタしていてあまり撮影はできていない(涙)。

GXRは(少なくとも今のところは)A12を着けてこそのシステムだと思う。S10だとちょっと画質のいいコンパクトデジカメに過ぎないが(僕は使いやすさを再認識しているが、それはまた別に)、それにしては大きく価格が高い。A12の方が独特のシステムであることが際だつ。

この場合、50mm相当の単焦点レンズを着けたデジタル一眼レフやマイクロフォーサーズ機がライバルになるが、相対的に小さく軽いのはメリットである。かつ一眼レフに付き物のミラーアップとシャッターのショックがないのは、実はGXRにとってかなり有利な点かもしれないと思う。よりスローシャッターを切れそうな気がするのだ。
ただし、レスポンスの悪さはかなり無視しがたいデメリットだ。

簡単に使ってみた限りでは、いい絵を出してくれそうだ。まあ、センサーはAPS-Cなのだからコンパクト機より良くて当たり前ではあるけれど。画角的にはFA31mm Limitedを着けたK-7とほぼ同じ。どちらの描写が良いか、今度テストをしてみようと思う。

それにしてもA12を着けたGXRをどういう性格のカメラと捉えていいものか。まだよくわからない。コンパクト機の性格とデジタル一眼レフの性格が入り交じっていて、使いながら自分の中でまだ整理がついていないのだ。
センサーサイズが大きい分、絞りのコントロール等撮るにあたって気を使う項目が多い。一方でGXRにはデジタル一眼レフ機ほどの俊敏性がない。でもなりはコンパクト機の延長なので、気分は気軽に撮ろうとしてしまう。この見た目の雰囲気と中身の要求のギャップが大きく戸惑ってしまうのだ。でも、使いこなす努力はなんとなく楽しい(カメラ趣味にこれは重要(笑))。軽いけど小さいので凝縮感はあって、いじっていて気持ちよいし(笑)。
戸惑いと喜びが入り交じるカメラ(笑)。まあ、貴重な存在だ。ボチボチ使って慣れていこうと思う。

しかしシステムへの一般的なデジカメユーザーの評価がどうか(つまり売れ行きですね)は気になる。
カメラに関心がある人間の注目は集めていると思う。僕が取り寄せを注文した店でも、受け取りの時店員が「あ、これはあれですね。スライド式のやつ」と興味津々だったし。でも実際に購入に踏み切る人は多くなさそうだし、一般ユーザーへの訴求はどうかなあ。リコーがこのシステムの継続をあきらめないくらいには売れていてほしいのだが。

いずれにしてもユニットをそろえていくのが大前提だ。粘り強く定番も個性あるユニットも出し続けて、いつか確固たる立ち位置を築いてほしい。

僕は35mm相当の単焦点レンズユニットがほしいな。するとGXR+50mm+35mmにGRD3を併用して、散歩街並み写真撮りには十分すぎるけっこうなシステムができあがるなあ、なんて空想したり。

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caskstrength at 12:46│Comments(0)TrackBack(0) Camera | Lens

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RICOH GXR + RICOH LENS S10 24-72mm F2.5-4.4 VCPENTAX K-7、またまた入院