K-7とDA17-70mmF4、帰還K-7ファームアップ(1.02)とシグマ18-125mm F3.8-5.6 DC HSM

2009年10月13日

自機K-7のAFにやはり問題あり

 前回のエントリに、AF迷いの問題でK-7を調整に出した顛末と「どうやら改善されたようだ。」と書いた。しかしその後1ヶ月ほど使ってみて、残念ながら改善とはほど遠かったらしいことがわかってしまった(がっくり)。

 まず、やはりまだ迷う。DA17-70mm F4だけでなく、DA★16-50など他のレンズでも生じる。特に「遠景」もしくは「近くに明るい部分があり、相対的に暗い場所にフォーカスしようとしている時」に迷うように思う。後者はある程度なら仕方ないのかなあという気もするが、前者は問題だ。たかだか山の上から街を撮ろうとした時に合焦しないことがあり(いつもではないのだが)、いったんピントリングを回してわざとピントをずらしてやると、そこからなんとか合わせられたりする。これはストレスだ。かなり!ストレスだ。

 またAFの精度が低い時がある。常に前ピン後ピンといった状態なのではなく、時々、明らかにピンが来ていないのに合焦サインが出てしまうのである。ファインダーで確認できる時ばかりではないし、クイックシフトフォーカス機構がないレンズだと自分ですぐに合わせ直すことができない。この症状は前回調整をした後から顕著になった気がするが、確認のしようはない。とにかく、AFが合わないことがあるというのは残念な事実だ。

 K10D/K20Dの時は暗いところでのAF迷いはあったが、ここまでストレスが溜まることは無かった。それとも過去の感覚を忘れただけだろうか?しかしK-7はAF改善が売りの一つの筈なのに、改善どころか改悪と感じられるようでは問題だ。
 それに価格.comのクチコミなどでも、K-7のAF改善を褒める声の方が圧倒的に多い。AF迷いを指摘するスレッドは一つだけだ。
 したがって、僕の個体の問題である可能性は高いと思うのだが、一度調整に出してこれだから、余計にイヤな気持ちである。ボチボチと使う用事が入っていて、もう一度調整に出せるのはしばらく先になりそうだ。それまではだましだまし使うしかない。
 ファームアップなどで改善されるといいのだが…。

 まあ、問題は問題として、撮れる写真の質は(腕なりにではあるが)満足している。
 新潟県は佐渡の重要伝統的建造物群保存地区、宿根木(しゅくねぎ)。PENTAX K-7 + DA★16-50mm F2.8で。
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at 14:34│Comments(0) K-7 

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