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2008年06月09日

K20Dのグリップラバーを交換

 少し前のことだが、K20Dのグリップラバー交換サービスを利用した。
K10D/K20Dグリップラバー交換改造開始のお知らせ(PENTAXの告知)
 K10D/K20Dはグリップの縦幅が小さめで、手の小さい僕でも持ち方によっては小指が余るのが気になっていたので、3月頃にカスタムグリップの報道があって以来、サービス開始を楽しみにしていたのだ。開始後、所用があって新宿に行った折りに交換することができた。ちなみに空いていれば40分ほどの待ちで出来上がる。
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 交換後は、たしかにしっかり握ることができるようになった。グリップ部のボリュームが増したことによって、小指が余らなくなっただけでなく、今まで指先寄りのグリップ感だったものがより手のひら全体で支える感触になった。
 しかし気になる点も無いではない。その形状から指の位置が固定されることになり、やや窮屈感も生じたからだ。僕は少しずつ握り方を変えながら持ち歩く癖があるらしく(気づいていなかった(笑))、撮る瞬間はいいのだが、持ち運びの間に「矯正されているなあ」と意識させられる。これはしばらく使って慣れるしかないだろう。
 つまりPENTAXが想定する握り・構えを取る分にはいいが、違う握り方の癖を持つ人には合わないかもしれない。僕はフォーラム店頭の見本を少し握っただけで交換を決めてしまったが(満足度の方が高いのでよかったが)、これから交換を考えている人は、よく握って実際に使う局面を想像してから判断した方がいいと思う。

 このグリップはあくまでK10D/K20Dのオプション故の形状であって、グリップの縦幅をもう少し確保し、シンプルな形状のままグリップの厚みを増すことがグリップに対する不満の本来的な解決策だろう。K20Dの次機種はどうなるかな。

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 交換後、標準のラバーは渡してくれる。作業料を払えば元に戻してもくれる。…ラバーだけだとけっこうペラペラ(笑)。

 しかしこのグリップ交換サービス、K20Dの製品紹介ページからはリンクがないような。あまり積極的に知らせたくないのかな。


at 12:15│Comments(0) K20D 

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