こんにちは、RICOH GR DIGITAL IIRICOH R8

2008年02月18日

GR DIGITAL IIとGX100

 去っていった(涙:くどい)GX100とやってきたGR Digital IIの比較など。

 筐体の質感など。ほぼ同価格帯の2機種だけど、梨地処理とかボタンの質感とか、GRDIIの方がぐっと高級感がある。

 操作感。RICOHのコンパクト機全般に言えるが、ほぼ共通していて馴染みやすい。ただ、モードダイヤルが横のロックボタンを押しながらでないと回せないのはまだるっこしい。GX100にはボタンはなかったが別に誤操作もしなかったけどな。

 単焦点とズームがもっとも大きな違いなわけだが、28mmはもともと好きな画角でGX100でもマイセッティング1として使っていたので、ほとんどの場面で違和感はない。自分が動いてフレーミングするのは楽しくもあるし、勉強にもなる。ただ、やはりズームしたい場面はどうしてもあるな。ポートレイトや物撮りに28mmは、広角故の歪みや被写体への距離の点で使いにくい。そのうちテレコンを買うこととしよう。

 画質。GX100も十分な画質だったが、歪曲の無さと周辺部の流れの無さは、単焦点のGRDIIならでは。
 発色は両方とも似た傾向かな。GRDIIはイエロー被りが無いのはちょっとうれしい。GX100で緑を撮る時には気になっていたのだ。
 高感度は、僕ならちょっとしたスナップの場合にはISO400でも気にならない。GX100はどうだったっけ。…手元にないからわからない(T_T)。

 水準器内蔵は思っていた以上に便利だ。街写真を撮るのにうまく水平が取れなくて苦労していたのだ。それに、画像に縦位置情報が保存されているので、ビューワーによっては表示する際に自動で回転して表示してくれるし、azure automaticなどで画像の回転を一括処理することも容易になった。GRDIIで表示する際にも筐体の向きによって画像表示向きを変えてくれるのにはびっくりした。

 手ブレ補正は無くなったわけだが、今のところ不便は感じていない。EVFも最近は全然使っていなかったので問題なし。そう言えばこれは手元に残っているな…。ヤフオクで売れるだろうか。

 GX100でレンズキャップに慣れていたので、GRDIIで撮影前にもついレンズの前に手をやって空振ってしまう(笑)。まあ、やはりいちいち外さなくていいのは便利。

 外光パッシブAFが無くなったのは意外に影響があった。もともと一気押しすることはないのでAFスピードの多少の遅さは気にならないのだが、起動時やマクロモードから標準のAFへの切り替え時などにいちいちAFの範囲をスキャンしていて、そこに待たされ感があるのだ。見た目的にもあの二つ眼好きだったのだけどな(笑)。

 当然といえば当然だけどGRDIIとGX100は似た操作性と筐体だけど、違う性格のカメラだ。かといって同じGX100をまた買うのも芸がないからGRDIIを入手したが。広角時の歪曲改善、水準器内蔵、レンズバリアー内蔵となったGX200(仮称)が出たら、欲しいな。この2台体制でたいていの局面では困らなくなりそうだ。

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 RICOH GR DIGITAL II。


at 14:30│Comments(0) GR DIGITAL II 

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