Ricoh Caplio GX100、触ってきました。トキナー「AT-X 165 PRO DX」の作例

2007年04月12日

Ricoh Caplio GX100の画像サンプルがようやく来た

 GX100の画像サンプルがようやく来た。

 これだけ見ている限りでは、十分な画質だと僕には思える。空の青の粒状感などうるさい人はあれこれ言いそうだが、僕はこのリコーの絵の特徴ともいえる画質が実はけっこう好きだったりする。色合いなども素直ではないだろうか。広角からの3倍ズームのコンパクト機としては相当がんばっていると感じた。
 ただ、高感度のサンプルがないのは残念。今回のサンプルの暗部などから推測する限りでは、あまり期待できなそうではある。GR、GX系ではあまりソフト的にノイズリダクションをかけたりしないのがRICOHの考え方のようだし、その考え方に相応の高感度の絵が出てくるのだろう。個人的にはちょっとはノイズ処理をしておいて欲しい気はする。

 ずっと「サンプルを早く」なんて書いてきておいて何だが、最近、カメラやレンズの性能というのは、条件がいい場合の絵だけでは測れないと思うようになった。各メーカーとも上級機は絵を作り込んできており、条件が良ければ(好みはあれど)よく写る、はず。メーカーが選別して出してくる基準感度のサンプルから判断できることは、好みに合っているかどうかだけだと思う。だからサンプルの画質で一喜一憂するのはあまり意味が無い。
 ただ、高感度の絵についてはまだまだ技術的に発展途上ということもあって、各社各機種でかなり違う。だから高感度時のサンプルをこそ早く見たいのだけどな。

【追記】写真で見る リコー「Caplio GX100」(デジカメWatch)
 これでどれくらいの人々が背中を押されるだろうか?EVFの思いがけない見やすさ・楽しさというあたりは、実際に手に取らないとわからないかも。

7c6ab316.jpg

 昨日貼った写真と同じく、12月のドイツ・ハイデルベルク。雨続きの出張だったが、観光地に足を運んだこの日だけはいい天気の瞬間があった。Nikon D70、SIGMA 17-70mm DC MACRO。


at 15:33│Comments(0) GX100 

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