PENTAXのレンズ開発ロードマップPENTAXデジタル一眼レフの上級機

2007年03月12日

今年のPENTAX

【PMA07】1年半のモデルチェンジサイクルは長すぎる?ペンタックス 鳥越興氏と畳家久志氏に聞くデジカメWatch
 刺激的なタイトルだ(笑)。中身もなかなか興味深いことが語られている。
──今年も……とおっしゃいましたが、K100Dが昨年の7月で、K10Dが11月です。通常、デジタル一眼レフカメラの開発サイクルは1年半程度ですから、年内の発売、それも年末商戦に間に合う時期となれば、かなりの早期モデルチェンジになります。3月の現在、すでに試作機ぐらいは動いていないと……。

鳥越「実は、次の製品ももうほとんどできています。1年半という常識的なサイクルでは(デジタルカメラのセンサーや映像プロセッサなどの進化を考えると)、現時点においては長すぎます。加えて、昨年のK10Dのように11月にやっと発売でも遅すぎる。きちんと年末商戦に間に合わせ、欲しいときに買っていただけるようにしなければならないと考え、そのスケジュールに現在チャレンジしているところです。毎年、年末商戦にはその時点で最新の技術を投入した、全力投入の製品が買えるという環境を作りたい。(後略)


──新製品の開発は、K100D、K10D、両方の後継機種について行なっているのでしょうか?

鳥越「その通りです。その両方のユーザーに、最新の製品を提供する予定です」。


 正直K10Dを買ったばかりの身としては、K10Dの後継機、しかも小手先の改良にとどまらない機種をそんなに早く出すのはやめてくれ?と言いたい(笑)。新製品に弱い質なので買いたくなるに決まっているのに、さすがにそんな頻繁に買い換えるわけに行かない。いや、これはもちろん冗談まじりではあって、大局的に考えれば(PENTAXに乗り換えた今)今後もPENTAXが元気であろうとしているのはいいことではある。だから、9割くらいは楽しみ。残り1割はうらやましさに悶えそうで怖々といったところ(笑)。
 しかし、「開発チームがやや消極的になってきている」というのは、そうだろうなあ。全力投球した後、すぐに次に向かう気力もアイディアも湧かないものだ。この点に関しては、守りに入らずがんばってもらいたいと思う。

畳家「現時点で、DAレンズが9本。DFAレンズが2本発売されており、PMAに合わせて発表したDA★レンズが2本、近日中に発売になります。年内に 10本が目標ですから、残りの8本を鋭意開発しています。ロードマップにある9本の中から8本が年内の発売を目標としており、これで総本数が21本になります。ただし、21本だけではカバーできないレンジがあることも認識しており、それ以外にもいくつかのプランが進んでいますので、楽しみにしておいてください」。


 単焦点DAの18mmとか16mmだといいな。ロードマップを具体的に示した上で、その先もほのめかす。くすぐるのがうまいなあ(笑)。

 ところでPENTAXはフルサイズはどうするのだろうね。最近リリースされたレンズや今現在ロードマップに載っているレンズはすべてAPS-Cサイズ用だ。しかしフルサイズ機を出す時には以前のレンズを使ってねというわけにもいかないだろう。レンズの性能に対して要求水準がものすごく上がっているのだから。
 個人的にはフルサイズ待望論者ではない。今のAPS-C機で性能的には撮りたいものは撮れるので、後は僕の腕の問題。だから、短期的に現行機種に適合するレンズのラインナップ充実に努めている姿勢は好ましく感じる。ただ、長期的に考えて、もしフルサイズ機が当たり前の情勢になってきた時には、PENTAXもそれなりについて行って存在感を示し続けて欲しいというようには思う。要はPENTAXというメーカー、もっと具体的に言えばKマウントに元気に存続して欲しいということだ。新製品に弱くて、新製品が出なくなった過去の規格にはそれほどしがみつけない質なものだから。

917a9f93.jpg

 多分、僕が撮りたい写真は「空間を感じられる写真」なのだと思う。PENTAX K10D、FA 35mm AL F2。

at 12:07│Comments(0) Camera 

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