2011年07月02日

NEC LifeTouchNote

手に入れてしまった、NECのライフタッチノート。
テキスト入力は速いし、ATOKはやはり賢いし。
モバイルギアの懐かしさはたしかにある。
ライフタッチノートなんてダサい名前じゃなくて、モバイルギア銘で出してほしかったな。

ということで、まずはライフタッチノートから直接ブログ投稿を試みてみる。


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2011年07月01日

リコー ペンタックスを買収

ちょっと驚いた。でも僕はRICOHとPENTAXのカメラの愛用者だし、その意味で嬉しい驚きと言っていいかな。
 ネットではHOYAよりはいいという声も多いようだ。まあ、たしかに(笑)。

 RICOHとPENTAXのカメラは実直だと思う。その上で、一眼レフ~中判が強いPENTAXと、コンパクトにこだわりがあるRICOHとが組み合うことで、強みを補えるのは大きい。それに、かつてRICOHはKマウントの一眼レフを作っていたこともあるし、親和性もけっこう高いのではないか。企業文化とか精神性は重要だし。

 まずは評価できる買収劇だが、当然のことながら、それが良い製品に結びつくことが必要。がんばってカメラメーカーとして存在感を増していって欲しいな。


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2011年04月29日

X100のOVFの傾き問題解決

 修理から上がってきたX100を、本日販売店から引き取った。
 さっそく試写したが、OVFのフレームの傾きはたしかに直っている。もっとも、厳密に見ると微妙に傾いている気がしないでもないが、これはさすがに誤差の範囲だろう。フレーミングガイドが当てになるのは、やはりかなり快適だ。まあ、本来の機能になっただけではあるが(笑)。
 販売店経由で出して8日間で返ってくるのは十分迅速といえるだろう。ちなみにファームウェアも1.01になっていた。


 で、前のエントリで紹介したMAPCAMERA オリジナルMボタンを着けてみた。

これが、

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こんな感じ。

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 質感がそっくりなのでまったく違和感がない。指の接する面積が増えるため、シャッターが軽くなったような感じすらある。これは手頃で有益なカスタマイズだ。

 傾きの解決にせよボタンの改善にせよ、使用感をちょっとずつ改善すると、持ち歩きがいっそう楽しくなる。

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2011年04月25日

しつこくX100の話題。質感とかデザインとか。

MAPCAMERA オリジナルMボタン
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 富士フイルムX100のシャッターボタンは、少々小さく、奥まってもおり、やや押しづらいと感じていた。そこに価格.comの掲示板で上記商品の情報を得たので、さっそく手に入れてみた。ケーブルレリーズは使わないので、着けっぱなしで問題ないだろう。

 ただし、いま手元に肝心のX100は無い。OVFの傾き問題への対応が始まったということで、修理に出しているのだ。直って帰ってくるのが楽しみである。ボタンの装着感などはその後に。


 ボタンはMAPCAMERA店頭で購入したが、その際ずらっと並んだLEICAを眺めて「うわ~、X100みたいなのがいっぱい」と思ってしまった(笑)。もちろん感覚が逆なのは自覚しているが、デジタル一眼レフからカメラ趣味に入ったような人間の感覚ってのは、こんなものではないかな。

 逆に考えると、LEICAに馴染みがあるカメラファンの中には、あまりの模倣性にX100のデザインを許せない人もいるだろう。X100開発者のインタビューでは「必然性からデザインした」とのことだが、レンズやファインダーの位置関係など構造由来の部分はともかく、細部やテクスチャまで似せる必要はないはずだ。その意味で、もうちょっとオリジナリティを追求しても良かったのではないかとは、僕も感じる。
 また、展示品のLEICA M3を手に取ってみたのだが、はじめて(なのです)持つM3は想像よりずっと重量感があるものだった。X100に高級感を感じないという声もちらほらあるが、それも納得。重量感は高級感につながる部分があるからな。


 まあ、個人的にはX100は十分以上の質感があると思っているし、今くらいの重量がほどよいとも思っている。ただ、デザインとはどうあるべきかということについて、いろいろと考えさせられもする。つくづく面白いカメラだなあ(笑)。



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2011年03月16日

FujiFilm X100の操作性など

世の中は大変なことになっているが、ブログを自粛したところで何も変わらないので、好き勝手なことを書いて気晴らしをしておくことにする。

ということで、X100についての続き。
X100の操作系は、残念ながらかなり使い勝手が悪いと思う。僕にとってはファインダーの傾きよりもがっかりしている部分だ。

たとえば、以前にも書いたがコマンドダイヤル。真ん中のボタンが小さくてOKを押しづらかったり、ダイヤルは小さくクリック感もないため意図以上にくるくる回ってしまったり。相当にストレスだ。まったく問題ないという人もいるようだが、ダメという声も多い。開発時にちゃんと複数人で確認してないのではないかと思ってしまう。

メニュー。求める機能の場所が直感的にはわかりづらい。またメニュー項目名から機能を類推しづらい。たとえば「カスタム撮影画面」で、撮影画面の表示情報を変更できるとはわかりにくい。ほんのちょっと表現を変えて「撮影画面カスタマイズ」ならもっとわかりやすいのではないか?表示文字数にはまだ余裕があるのに。単語の使い方が全体に何か変だと思う。
また、使いそうな機能が階層奥深くに隠れていて、呼び出しが大変だ。NDフィルタのON/OFFなんて相当面倒だ。
メニューは複雑なのに、カスタマイズはあまりできない。これもヘビーユーザーが使うことを考えると、納得いかない部分だ。ISO感度変更のステップとか、ポストビューの表示先を背面LCDにとか、いろいろと変えたい部分があるのだが。
機能豊富なPENATXや使い勝手に定評のあるRICOHの機種ばかり使っているせいかもしれないが、富士フイルムのカメラがこんなに使いにくいとは思わなかった。カメラメーカーとしては老舗なんだけどな。設定変更の必要が少ないコンパクト機ばかりで、高機能機の経験が少ないからだろうか。S? Proシリーズなんてのもあったのだが、そういえばそれも使い勝手の評価は低かったっけ…。

もうひとつ僕個人として相当不満なのが、保存ファイル名とフォルダ名の関係。僕はPCに取り込んだ写真ファイルも、バックアップの意味を込めてしばらくメディアに残しておくのだが、どこまで取り込み済みかを判断するのにフォルダ分けを利用している。そのためできれば撮影日別にフォルダを自動で分けて保存という機能が欲しかったが、まあ、これは他メーカーのも無い機種も多いから仕方ない。ちなみに僕が使っている中ではPENTAXのデジタル一眼レフと、Canon PowerShot S95にはある。
日付別に分けられない機種では次善の手段として手動でフォルダを分けている。たとえば100_FUJIというフォルダの画像を取り込んだら、101_FUJIという空のフォルダをメディアに作ってカメラに戻せば、たいていの機種は101_FUJIに続きを保存してくれるようになる。
X100もそうはなるのだが…、なぜか画像ファイル名がフォルダ名に反応して番号が飛んでしまうのだ。つまり、たとえば
・100_FUJIでDSCF0123.JPGまで撮影し、それをPCに取り込む
・メディアに101_FUJIというフォルダを作ってカメラに戻し、続きを撮影する
・すると、101_FUJIにデータは保存されるものの、ファイル名はDSCF0124.JPGではなくDSCF1001.JPGとなってしまう!
どうもフォルダの数値とファイル名の番号をリンクさせているようだ。この仕様は訳わからん。ファイル名はそれなりに撮影枚数の目安になるので、無意味に飛んでは欲しくない。しかし今のままでは取り込んだファイルとまだのファイルを名前だけで判断しがたい。この仕様に意味があればともかく、他のメーカーのカメラでそういうのには出会ったことはないし、合理的な理由は思いつかない。なんだかなあ。

またあちこちで指摘されているが、ISO感度変更操作の煩雑さ。初期状態ではFnボタンを押して変えられるのだが、コマンドレバーやダイヤルが使いにくいので、簡単に切り替えられず、途中でコマンドが途切れてしまうのだ。僕はわざわざ一度背面LCDを表示させ、そこでFnボタンを押して一覧からISO感度を変更し、背面LCDを非表示に戻している(苦笑)。

他にもMF時にフォーカスリングのギア比(というべきか)のせいで、フォーカス移動にそうとうリングを回さないとならないのもどうかと思う。マクロ時を考慮しているとしても、電子式なのだから、マクロモードでなければギア比が変わるとか、AFL/AELボタンを押しながら回せば移動量が大きくなるとか(これはRICOH GXRにある機能)、工夫はできるはず。

なんかこうX100は、物理的な質感はとても良い、画質も良い、でもデジタル部の仕様や作り込みが今一歩どころか三歩くらい足りないと、そういう印象だ。でも、質感と画質が良いから、文句は言いつつも後悔はしていないという、不思議なカメラでもある(笑)。

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地震数日後の首都圏。横浜駅の地下街が営業を休んでいたりして、さすがに神妙な気持ちになる。

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ヨドバシカメラはやっているが、いろいろ売り切れ。

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開店前の店に並ぶ人たち。被災地ならともかく、温々とした首都圏でこういうの、気持ちはわからんでもないが、正直「バカじゃねえの?」と思ってしまう。今更買い貯めても仕方ないし、こういう混乱が余計に社会的心情を悪化させるのに。
まあ、この程度の混乱で済んでいるのを良しとすべきかもしれないけどね。


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