2014年11月24日

再開:現在の使用カメラについて

気がついたら2年半も放置していたこのブログ。
環境の変化があってブログどころではなかったのだけど、気が向いたので再開。

カメラはずいぶんと変遷した。
一眼レフはPentaxのK-5 IIsを持っているものの、使用頻度は「稀(まれ)」と言うべき状況。最近とあるイベントの撮影のために持ち出したが、残っていた画像を見たら前回使ったのが昨年の同じイベントのためだった。いやはや。
現在の主要マウントはマイクロフォーサーズ。Olympusの機種も持ってはいるものの、Panasonicのものばかり使っている。
もともとはなんとなく家電メーカーのカメラという偏見があったが、カメラ本体もレンズもコンセプトが良い。このブログでGX1を購入したことを書いたが、それ以来すっかりはまってしまった。
ということで、ぼちぼちとそのあたりのことを書いていこうと思う。

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Panasonic LUMIX GM5, Panasonic G VARIO 12-32 F3.5-5.6

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2012年05月05日

タブレットPC

 またまた久々の更新。ブログ更新の意欲が湧かない間にもいろいろと状況や考えの変化があって、たまのブログ更新時に書ききれない(苦笑)。考えをマメに公開すればいいのだろうけど、それが苦手なんだな。かといって、こういうことを書く場がないのもイヤだという。ま、別に常習読者がいるわけでも無し、今後も適当に書きたいときに書いていきます。

 で、今回はタブレットPCの話。

 昨年度前半からiPad、iPad2をしばらく使ってきた。初代は重さがネックだったが、2になって軽量化されたことでかなり実用的になったと感じた。かつて夢見た未来の端末、ここに実現したという感覚だ。
 しかししかし、iPadはすごいプロダクトだと思いつつ、すごさはよくよく実感しつつ、どうしても馴染めなかった。そしてAndroidタブレットのASUS TF201に乗り換えてしまった。

 iPadに便利さをかなり感じながらも最後まで染めなかった理由は、ひとえにファイル管理をユーザーにやらせない方針にある。僕のようにややマニアックなユーザーには、たとえばデスクトップPC上のフォルダと同期を簡単に取って持ち出しが楽にできるということがとても重要なのだ。しかしiOSのファイルシステムの隠蔽ぶりはかなり徹底していて、僕が望む使い方が容易にはできない。

 その点、Androidはわかりやすい。ファイルマネージャは普通に存在するし、TF201にはマイクロSDカードスロットがあるので32GBのカードを差し、必要時にその中のフォルダとデスクトップPCのフォルダを同期させている。これがまた便利なんだなぁ。洗練さ(と裏腹のブラックボックス性)と利便性(と裏腹のごった煮感)の対立構図、なんか初期のMacOS VS. Windowsのようだ。猿まね感も含めてね(笑)。

 製品としての完成度、あるいはユーザーインターフェースの洗練度、またあるいはその上のアプリケーションの充実度などは、AndroidよりiOSの方が圧倒的に優れていることは間違いないと思う。Appleって(あるいはジョブズって)すごいよね。それはしみじみそう感じる。
 しかし僕は昔からWindowsの方が性に合っていたし、Androidの方が性に合っている。いろいろ隠されるより、舞台裏が見えて自分である程度いじれる方が楽しいと思うタイプなんだよな(笑)。
(余談ながらAppleマンセーのあまりWindowsやAndroidをけなす鼻持ちならない(一部の)Apple製品ユーザーは大っ嫌いだ(笑)。そういう連中って、なんで自分の好み以外の使い方に想像力が働かないんだろうね。)



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2012年02月09日

Panasonic LUMIX GX1

前回ごちゃごちゃ書いたが、結局入手してしまいました。Panasonic LUMIX GX1(パワーズームレンズのキット)。
 E-P3よりも小さく軽いことと、それまでのパナの機種に比べてEVFの高精細化や電子水準器内蔵など仕事用としての使い勝手が増したことなどが決め手になった(OM-D E-M5は発表前で、噂は飛び交っていたものの、諸々の都合上待てなかった。ちょっと高いしね)。

 筐体はやはり小さく軽くていい。パワーズームレンズの小ささ(収納時の短さ)も秀逸。カバンに入れたときの収まりがよい。

 設計時に調整を繰り返したというグリップ。にもかかわらず酷評の声も聞くが、僕には問題なく、十分ホールドしやすいと感じる。たぶん、べったりと右手でホールドするのではなく、手のひらは浮かせて指で巻き込むような持ち方を想定されたデザインなのではないか。機械に合わせた使い方をするのも大切だろう。

 デザインは、本体については悪くはない。ネオクラシックデザインというコンセプトはまあまあ表現できていると思う。質感が今ひとつという評価もネットで見るが、これくらいなら十分というか、僕は不満を感じない。
 が、レンズのデザインはだめだ…。
IMG_0156s

 見てください、このダサさ。形状の太さはパワーズームの関係上仕方ない面もあるだろう。しかし、とにかく文字が多すぎるのだ。特にキャップをした時の前面。隙間を許さず文字を配置したいようだが、ダサいもいいところだ。それなら形状やモールドでなんとかするべきで、デザイナーのセンスを疑うというか、センスがないなぁと思う。赤いヒトデのような「X」もなあ…。昔の特撮ヒーローものの敵役のマークみたいだ。
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 なのでネットで見かけたように僕もステップアップリング(37mm→49mm)で前面の文字を隠し、レンズキャップをサードパーティのものに変えた。見た目だけでなく、少しとはいえかさ上げされたこととレンズキャップの径も大きくなったことで、キャップをはめるときなどにレンズ表面を触ってしまう危険も少々減ったと思う。


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2012年01月20日

けっきょくレンズ交換式のカメラへの物欲

承前
 センサーサイズがそこそこ大きく、なおかつ携帯性に優れるカメラが欲しい。となると候補は一眼レフ以外のレンズ交換式のシステムカメラ、いわゆるミラーレス一眼機になる(余談ながらミラーレス一眼という呼び方は好きじゃない。もっと実態に合った呼び方はできないものか)。具体的には、SONYのNEXOLYMPUSPanasonicのマイクロフォーサーズ機、NikonのNikon 1、海外で発表された富士フイルムX-Pro 1あたり。

 なお、高級コンパクト機だと、大半はセンサーサイズがまだ小さいし、X100などAPS-Cのセンサーを利用している機種は単焦点レンズだったりして仕事には使いづらいため、今回の検討対象外になる(唯一CanonのPowerShot G1Xは条件的には悪くないけど、デザインが無骨すぎて×)。

 しかし。
 SONYのNEXは、本体は小さいがレンズがかなり大きくて、けっきょく携帯性に優れるとは言い難い。APS-Cだとどうしてもレンズが大きくなってしまうようだ(便利ズームの場合ね)。それでもファインダー付きのNEX-7はモノとしてかなり魅力的だけど、高いしね…。
 Nikon 1はセンサーのサイズが微妙すぎる。その割には本体がけっこう大きく重い。それにデザインが好みに合うかも重要だけど、Nikon 1は本体・レンズともにまったく好みではない。将来はともかく、今の時点ではちっとも食指が動かないシステムだ。店頭で試した限りではAFの速さはなかなかで、使ってみれば快適に撮影できそうとは思うのだけどね。
 富士フイルムのX-Pro 1はかなり魅力的だ。というか、欲しい。かなり欲しい。しかしレンズ込みだとけっこう大きく重く、価格はかなり高く、最初は単焦点レンズしかないし、そういった点で購入候補にはなりえない。繰り返すが趣味的には欲しい。かなり欲しい。でもいま必要なのは実用性の高いカメラなのだ。

 するとマイクロフォーサーズ機が浮上するわけだ。このカテゴリでは一番歴史が長く(といってもたった3年程度だが)、2社が出していることもあって本体もレンズも選択肢がそれなりに多い。いまさら気づいたが、マイクロフォーサーズ機、侮れないな。
 機能の高さも考慮するとOLYMPUS E-P3Panasonic LUMIX GX1が魅力的だ。
 続く。

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2011年12月26日

画質と携帯性の両立したカメラが欲しい

ボールペン再考の続きも書いていないが、いったん別の話。

 最近、画質と携帯性の両立したカメラが欲しいと思っている。
 いまの僕の「メインの」カメラはPENTAX K-5だ。仕事の資料写真や、旅先の風景撮影や、趣味のとあるスポーツを撮る場合など、「ここぞ」というときはK-5を使いたい。心情的にはたしかにK-5がメイン機である。
 でも。撮る機会が多いのはコンパクト機だ。なにせ手近にあることが多いから。しかし「ああ、やっぱりK-5で撮っておきたかったな」と忸怩たる思いを抱えながら撮ることが多い。それはどうしたって画質がK-5に劣るからだ。

 ざっくり言ってしまえば、センサーのサイズと画質は強い関連がある。少なくとも「解像度」と「高感度の耐性」はセンサーサイズにかなり依存する(正確には画素のピッチだけど)。1/2.3インチとか1/1.7インチとかのコンパクト機より、4/3インチやAPS-Cのレンズ交換式のカメラで撮った絵の方がいいに決まっているし、さらに言えば35mmフルサイズで撮った絵はそれ以上だ。コンパクト機で「一眼レフ並の画質」とか、APS-C機で「フルサイズに遜色ない」なんて売り文句や評価は、はっきりいって欺瞞だ。
 以前からそう思ってはいたが、この記事を見てその思いが深まった。

 また、被写界深度が違うから「絵の立体感」も異なってくる。もっともこれに関してはコンパクト機が劣るとは言い難い。被写界深度が深いことが却って便利な場合も多々あるからだ。ただ「異なる」こと自体が撮る姿勢に大きく影響することも確かで、なるべく差を小さくしたいという欲求になる。

 できればK-5をいつも持ち歩いて、常にこれで撮りたい。でも、いかにデジタル一眼レフ中級機としては小型軽量のK-5でも、さすがに通勤カバンに突っ込みっぱなしというわけにはいかない。ということで、前置きが長くなったが、要は「携帯性の高い、センサーサイズがそこそこ大きいカメラが欲しい」ということだ。今現在そんな物欲に囚われている(苦笑)。

 具体的な候補については、次回。


 写真はある日の空。Canon PoserShot S95で。コンパクト機でもブログ用途なら十分すぎるんだよね。それはよくわかっている。コンパクト機のメリットは別にあるので、仮に新しいカメラを買っても、コンパクト機も同時に持ち運びたくなるであろうということは、容易に予想できる(苦笑)。

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